100-2 猫にそんな抱き方はしないで!やってはいけない抱き方をチェック!




あなたは猫を抱っこする時、どのような抱き方をしていますか?猫を飼っているあなたならご存知かと思いますが、猫は基本的に気分屋で気分が乗らない時は抱っこをさせてくれない事や、もともと抱っこが嫌いな子ももちろんいますが、逆に抱っこしてと猫から近寄ってくることもあります。

そんな時に猫に間違った抱き方をしてしまうと、呼吸器に影響を与えてしまったり、首や関節を痛めてしまう恐れがあるので注意しなければいけないのです。こちらではそんな猫にやってはいけない抱き方をお伝えしていきますので、必ず下記をチェックしてやってはいけない抱き方をしてはないか確認してみることが大切です。

首を掴んで抱っこする

先ず一つ目のやってはいけない抱き方は、首を掴んでそのまま抱っこしてはいけないんです。母猫が子猫を運ぶ時に、首をくわえてやるのですがよくこの掴み方が安全だと勘違いして、首を掴んで抱っこする人もいるのですが、絶対にやってはいけないのです。

母猫の場合は本能で首の安全なポイントをくわえているのですが、私たち素人にはそのポイントが分からないので首は掴まない方が良いんです。また子猫の時期なら体重が軽いので、首にかかる負担も少なくなりますが、体重が増えた成猫になってからも首を掴んで抱っこしてしまうと、首の皮だけで体重を支えなければいけなくなるので、猫自身が痛い思いをしてしまうんです。

それだけでなく首を掴んで引っ張り上げた事で呼吸をする事ができなくなったり、呼吸器に悪影響を及ぼしてしまう恐れもあるんです。そうしたことを続けていると呼吸器が圧迫され、呼吸器の病気を引き起こしてしまう可能性もあるので、絶対に母猫の真似をしていたとしても禁物ですよ。

仰向けにする

猫を仰向けにして抱きかかえるのも、やってはいけない抱き方です。猫にとって仰向けにするという事は、動物の弱点でもあるお腹をさらけ出していることになってしまうんです。

よく人間の赤ちゃんを抱っこするようにしている飼い主もいますが、よほど猫との信頼関係がないとできないのです。猫を仰向けにして抱っこしてしまうと、自由が効かなくなってしまう為、激しく抵抗し暴れてあなたを引っかいてしまう恐れもあるんです。

前足だけ持つ

猫を抱っこする時に、前足だけバンザイする様に持つのも禁物です。猫の前足だけを持ってしまうと、背中が伸びている状態になってしまうので、背骨にもそれだけの負担をかけてしまう恐れがあります。

また前足だけを持ってしまうと、猫の体重に耐え切れずに、関節を違えたり、前足の骨が外れてしまう危険性もあるので絶対にしてはいけないのです。「本当に骨が外れるの?」と不思議に思うかもしれませんが、実際に私の知っている飼い主が何も知らずに前足だけを持ってしまった結果、肩の関節が外れてしまった子もいるので、そのような事は絶対にしないで下さい。

お腹を持ち上げる

抱っこする時に「お腹を持ち上げてもダメなの?」と疑問に思ってしまいますよね。猫のお腹は弱点でもあり、体の中でも最も柔らかい所なんです。そんなお腹だけを持ち上げてしまうと、腹部が圧迫されてしまい、内臓に負担をかけてしまう事が考えられます。

またお腹だけが圧迫されてしまい、息がしにくくなってしまう事もあり、呼吸にまで悪影響を及ぼす恐れもあるんです。猫を抱っこする時にお腹を持ち上げるのが、簡単な方法ではありますが、呼吸や内臓に負担をかけすぎてしまうと、病気を引き起こす危険性があるので私はおすすめはできません。

無理に抱き上げる

猫を無理に抱き上げるのも、やってはいけない抱き方の一つです。抱っこを嫌がる猫を無理に抱き上げてしまったことで、それがトラウマとなって今後から抱き上げようとすると、逃げたり暴れたりなどして、抱っこするのが難しくなってしまいます。

それだけでなく、猫を無理に抱き上げた事でそれがストレスとなって、体調不良を引き起こしてしまう事も考えられます。猫はとてもデリケートな生き物なので、無理に抱き上げてしまった事でもストレスを感じてしまうんです。

その為、抱っこするのを嫌がっているようであれば、たとえ可愛いからといっても無理に抱き上げない事が大切です。また猫は基本的に自己中心的な生き物ですので、自分の気分が乗らないだけでも、抱っこすると嫌がる傾向があるので注意した方が良いですよ。

このように猫にやってはいけない抱き方が様々あり、首や前足、お腹などをもって抱いてしまうと、体に悪影響を及ぼす危険性すらありますし、無理に抱いてしまえばストレスの原因にもなるので、実は私たちが簡単と思えてきた抱き方はとても難しかったんです。

しかし今回紹介してきたやってはいけない抱き方を十分に理解したうえで、愛猫を抱っこしてあげるとより親密なコミュニケーションができるので是非参考にしておいて下さい。










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