100-3 猫が抱っこをさせてくれない!嫌がられない正しい抱き方を教えて!




猫を抱っこしようとした時に、嫌がられた経験はありませんか?私もはじめの事は、猫が可愛くて抱っこしようとした時に、暴れたりなどされて嫌がられた苦い思い出があります。

実はそんな猫を抱っこする時に、嫌がられない正しい抱き方があるんです。もちろん猫によっても個体差があるので、抱っこをされる事を嫌う猫もいますが、そういう猫の性格をわきまえて、気持ちを考えながら優しく接してあげる事が大切なんです。

今回はそんな抱っこをさせてくれない猫に、嫌がられない為にできる正しい抱き方を紹介していきますので、抱き方に悩んでいるあなたはチェックしておくようにしましょう。また正しく抱っこする事で、病気の早期発見や災害時の避難、外出時などにもメリットがあるんです。

脇に優しく手を入れる

猫を抱きあげる時には、前足の付け根の脇に優しく手を入れて、腕で抱えるようにする事が大切です。この時に注意しなければいけないポイントは、手のひらで脇を持ち上げるのではなく、そっと猫の体の下に手を入れるようにして、腕で優しく持ち上げて下さい。

手のひらだけで持ち上げてしまうと、脇に体重がかかってしまい、猫は余計に嫌がったりする恐れがあるので注意が必要です。また猫に引っ掻かれないようにするためだからといって、手を掴んで持ち上げてしまうと、さらに拒絶される事もあるので必ず、脇に優しく手を入れて、腕で持ち上げるように抱きかかえる事が大切です。

私の場合は手を入れる時には猫の後ろに回って、腕を通すようにして優しく抱き上げてやっていますので、一応参考にしておいて下さい。

お尻に手を添える

次にうまく猫を腕で抱える事ができたら、お尻に手を添えて脇に体重がかからないようにします。またお尻でなくて、足に手を添えるのも一つの方法ですよ。

お尻や後ろ足に添えずに、体を宙ぶらりんな状態にしていたら、背骨や関節を痛めてしまうほどの危険な姿勢ですので、手を添えるのは大切な意味があるんです。猫の中には宙ぶらりんな状態でも嫌がらない場合がありますが、猫を抱くあなたが気をつけてあげなければいけないのです。

肘や肩に前足をのせる

お尻や後ろ足に手を添える事ができたら、猫は自然と自分が安定する姿勢をとってくれる事がほとんどです。ですが猫によっても個体差があるので、好きな体位が異なるので一度その子が安定する姿勢がどれなのか確認しておく必要があります。

しかし多くの猫の場合は、抱きかかえられているより、腕に後ろ足を乗っけてお腹を私たちの胸につけるような姿勢が好む傾向があります。この姿勢をとらせる時のポイントとして、前足がおちてしまう事が考えられるので、肩や肘を使い前足を乗っけてあげると良いでしょう。

私の飼っている猫の場合は、必ず左腕に後ろ足をのせて、胸によしかかるようにして抱っこされていますよ。

撫で方もポイント

せっかく上記の方法で猫を抱っこできたとしても、何もしなかったら猫は自分で立ち上がって、すぐに降りてしまう事も考えられるので、抱っこした時は撫でてあげることも大切ですよ。

抱っこした猫を撫でてあげることで、警戒心が和らぎ抱っこを好きになってくれる子も実際にいるんです。そんな猫を撫でる際のポイントは、猫が撫でられて喜ぶ場所をやってあげることです。

猫が喜ぶ場所は、しっぽの付け根や首元ですので、その場所を撫でてあげると落ち着いてくれますよ。また猫が自分でグルーミングできない喉元や首の後ろ、耳の裏なども搔いたり撫でたりしてあげると、「抱っこされるとやってくれる」と思ってくれ、猫が抱っこを好きになってくれる事もあります。

リラックスさせる事も大切

猫を抱っこする時には、リラックスさせる事も大切です。抱っこを嫌がる猫にリラックスさせる事によって、警戒心を弱めることができ、抱っこをさせてくれるようになるんです。しかしリラックスさせる方法といっても様々なありますので、私が実際に抱っこを嫌がった猫に行ったリラックス方法を以下にお伝えしていきます。

  • 優しく声をかけながらブラッシングする
  • マッサージをする
  • 寝ている時に優しく体を密着させる
  • 床に腰を下ろして撫でてあげる

このような事を毎日続けた事で、私はリラックスさせて抱っこする事ができましたので一応参考にしておいて下さい。

抱っこ嫌いの猫は寒い時間帯を狙う

猫の中には正しい抱き方をしてもどうしても、抱っこをさせてくれない事があります。そんな子の場合は、抱っこに慣れてもらう為に寒い時間帯を狙うようにしましょう。

猫は暑いと涼しい所を探しますし、その逆に寒いと暖かい所を探す習性があるんです。その習性を利用して、あえて寒い時間帯にあなた以外の所の暖房を切り、猫を自ら近寄らせて、近寄ってきたらその場所の暖房も切ってあなたの温もりだけで暖をとらせます。

そうする事で猫にあなたの温もりを感じさせることができ、自然と抱っこを好きになってくれる子もいるんです。しかしこの方法は寒い季節にしかできないので、逆に暖かい季節にやってしまうと、余計に抱っこを嫌いになることも考えられるので注意が必要です。

「抱っこを嫌がる猫なら抱っこしなければいいのでは?」と思うかもしれませんが、猫の抱き方をマスターする事によってもメリットがあるんですよ。そのメリットとは、猫を抱っこした時に、目や耳、口、皮膚の状態などをチェックする事ができるので病気の早期発見にも繋がりますし、病院などの外出時でも抱っこをする事ができれば、飼い主のあなたの負担もなくなるんです。

またもし災害にあった時でも、抱っこが出来ればあなたと共にすぐに避難する事もできるんです。他にも体を密着させることによって、猫との信頼関係をより深めることが出来るので抱っこは必要なんです。

是非あなたも猫の抱き方をマスターして、これからより深い関係を愛猫と築き上げていって下さい。










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