103-1　猫の一般的な毛色の種類は！？大きく分けて4種類に分けられる！

一般的な猫の毛色の、種類ってどんな色があるんだろう？って思ったことはありませんか？猫を飼っているあなたならお分かりだと思いますが、猫の毛色は黒や白、白黒など沢山のバリエーションもありますが、実は一般的な毛色の種類は大きく分けて、4種類に分けられていたんです。

また猫の毛色と性格の関係性は、まだ未知の部分が多いと言われていますが、毛色が濃ければ濃いほど活発で行動的になり、逆に色が薄いと警戒心が強くなると考えられているんです。今回はそんな猫の毛色について、一般的な毛色の種類を紹介していきますので、どんな種類があるのか分からないというあなたは是非チェックしておいて下さい。

単色

一般的な毛色の種類には、単色があります。単色は猫の体の毛に模様がなく、全身が一色の毛色になっている種類です。模様がなく一色になっている事から、無地と言う意味でソリッドカラーとも呼ばれているんです。

単色は毛の1本1本の毛根から毛先までの色も同じで、代表的な単色の猫というと、白色や黒色などがこの種類になります。その他にも、チョコレート、クリーム、フォーン、ブルー、レッド、シナモン、ライラックなども大きく分けたら単色の種類に分けられます。

2色

2つ目の種類の毛色は主に、白＋黒、白＋グレーが組み合わされたタイプになっており、顔の中心から下に白が多い場合はハチワレとも呼ばれているんです。また体に黒のブチが入っている場合も2色の種類に分けられ、2色の個性的な模様が目立つタイプになっています。

主に白が入っている事が多く、背中や頭などの体の上に黒やグレーがまるでペンキをかけられたかのように、お腹や足などは白く残っている事が多いんです。猫の特徴でもある肉球は、黒とピンクが混ざっている事から、色素が関係していると考えられているんです。

2色には他にも変わった模様があり、頭やしっぽだけに色がついていたり、黒い毛がほとんどでまるで白い靴下を履いているかのように思わせる柄もいるんです。

3色

3色カラーの毛色をした猫は、主に三毛やサビとも呼ばれている種類で、別名パーティーカラーとも呼ばれています。三毛はその名の通りに、白、黒、茶の3色の毛色が体に入っている事が多いです。また三毛でも色の入り方で様々な呼び名があり、体に白い毛色が多いと「トビ三毛」、体に縞模様が入ると「しま三毛」と呼ばれます。他にも遺伝子によって色素が薄くなり、白、黒、茶の毛色が薄くなってしまった三毛も存在します。

サビの場合は黒と茶の2色の種類もいますが、三毛と同じように白、黒、茶が入り混じったサビもいるんです。またサビは顔の半分から毛色が分かれる事もあって、とても個性的なんです。ちなみにサビは、黒が多いと「黒サビ」、茶が多いと「茶サビ（赤サビ）」、体にしま模様みられると「むぎわら」と呼ばれています。

縞模様

縞模様は別名タビーと呼ばれる模様で、私たちが住んでいる日本ではトラ柄とも言われる種類になります。そんな縞模様といっても様々な種類があり、一般的に知られているのは「キジトラ」「茶トラ」「サバトラ」などがこの種類になります。

他にも主にアメリカンショートヘアにみられる渦巻き模様をした「クラッシクタビー」や、体に点々としたスポット模様がある「スポテッドタビー」、毛の一本一本に色が濃いのと薄い色が入った毛色で一見縞模様が分かりにくいですが、「アグーティタビー」など、色々な種類が縞模様にはいるんです。

また私たちがトラ柄と呼んでいる種類は、マッカレルタビーとも言われていて、マッカレルとはサバを意味して、まるでサバの模様が入っているように見えることから、トラ柄の事をマッカレルタビーと呼ばれています。

変わった毛色もある

猫の大きく分けた4種類の毛色を紹介してきましたが、実は変わった毛色の猫も存在していたんです。その変わった毛色の種類は、特定の猫種にみられ、温度で毛の色が変化する「ポイント」や、一本の毛の色に入る割合で種類が変わる猫種もいるんです。

そんな変わった毛色のポイントの場合は、とても不思議で寒くなると毛の色が濃くなり、暑くなると逆に色が薄くなってくるんです。またポイントには黒や茶色の毛色が多いのですが、変わった毛色や模様が入ることもあるんです。

一本の毛の色に入る割合で種類が変わるタイプは、主に長毛の猫種にみられ、白い毛の先端だけに黒や茶が入るとチンチラやティップドと呼ばれ、毛の色の割合が半分になるとシェーデット、毛の根元辺りまで色が入るとスモークと呼ばれているので、一応参考にしておいて下さい。

このように猫の毛色の種類は、単色、2色、3色、縞模様の4種類に大きく分けられていますが、その他にも変わった毛色の猫も存在しているんです。私も最近まではそんな種類までいたという事は、正直知りませんでした。

猫の世界にはまだまだ私たちが知らない事が、沢山あるのも猫の魅力でもありますよね。別記事では猫の毛色の歴史や、毛色で分かる性格、一体何種類毛色があるのかなどを、紹介していきたいと思いますので、もし興味があったらご覧になって下さい。