118-1 猫の元祖はキジトラって本当!?キジトラのルーツを詳しく解説!




現在の猫には様々な種類が存在していますが、猫は元々キジトラだけしかいなかったってご存知でしたか?私も最近までは知らなかったのですが、実は昔から存在していたのはキジトラだけっだったんです。

そんなキジトラは日本に古くからいる種類となっており、現在では茶トラやサバトラなどもいますがトラ柄の元祖でもあるんです。元々猫はネズミなどから大切な食物などを守る事から家畜化されたと言われており、その最初の猫がキジトラだけだったんです。

今回はそんなキジトラのルーツについて詳しく解説していきますので、キジトラの歴史を知りたいというあなたはチェックしておくことをお勧めしますよ。

キジトラの祖先はリビアヤマネコ

現在では馴染みのある猫の種類のキジトラですが、そんなキジトラの先祖はリビアヤマネコだったと考えられています。ヤマネコは世界中でも存在しておりリビアヤマネコの他にも、ヨーロッパヤマネコやイリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコなどがいますが、そのヤマネコの先祖もリビアヤマネコなんです。

そんなキジトラの祖先のリビアヤマネコの特徴として手足が長いのも、その遺伝子が現在のキジトラにも受け継がれている事から手足が長いと考えられています。

元々の模様はキジトラだけ

現在の日本では、黒や白、ハチワレ、茶トラなど様々な種類が存在していますが、元々の模様はキジトラだけだったんです。「ではどうして現在は様々な模様がいるの?」と疑問に感じてしまうと思いますが、昔のキジトラが交配をした事で突然変異から、白黒などの猫が誕生したと言われているんです。

日本に来た最初の猫もキジトラ

リビアヤマネコはヤマネコの祖先でもありますが、実は日本に最初に来た猫もキジトラ柄のリビアヤマネコだったんです。そんなキジトラの祖先のリビアヤマネコは元々西アジアに生息していて、およそ1300年前に大切な食料や書物などを荒らすネズミの駆除の為に、中国から日本に渡ってきてネズミだけを捕獲してくれるので、大切に育てられてきたことから現在に至っています。

昔からそのような事があったという事を知ると、現在でも日本の猫にキジトラを多く見かけるのも納得がいきますよね。

昔は4種類の柄しかいなかった

日本にきたはじめの猫はキジトラだけだったのですが、キジトラ同士の交配を続ける事で、キジトラの他にも、現在でもいるキジトラ白やキジトラ黒、突然変異で生まれた白黒の柄が昔は存在していたんです。昔はその4種類の柄しか日本にはいませんでしたが、外国との交流が盛んになる江戸時代事になると、外国から他の柄の猫が来たことから、白や茶色などの色素の薄い種類や、さびや三毛などといった様々な種類が増えていったと考えられます。

キジトラの名前の由来

どうしてキジトラと呼ばれているのか疑問に思ったことはないでしょうか?そんなキジトラと呼ばれるようになった由来は、野鳥のキジ(雌)の羽根の模様に似た縞模様が由来となっているんです。色調も野鳥のキジに似ている事もありキジトラと名付けられましたが、猫のサバトラは魚のサバに模様が似ている事からサバトラと呼ばれているんですよ。

マッカレルタビーとも言われている

キジトラは野鳥のキジが由来となっているのですが、マッカレルタビーとも呼ばれているんです。そのキジトラの模様は基本的に、背骨にそっと伸びる線を中心に、左右にしま模様が入っている事から、海外ではスピンラインとも呼ばれています。

そんなキジトラは最も日本に古くからいる種類でもあり、リビアヤマネコの遺伝子を受け継いでいる事から、他の猫の種類よりも野性の血が濃いと言われているんです。しかし日本古来から人間と暮らしてきたこともあって、野性的ではありますが一番日本人と相性の良い猫とも言えます。

今回はそんなキジトラの歴史について紹介していきましたが、別記事では「特徴」や「性格」、「キジトラと上手く生活していく為に」などをお伝えしていきますので、よりキジトラの事を詳しく知りたいあなたは是非チェックしていっていただければと思います。










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