うちの猫の抜け毛が酷過ぎる!猫も部屋も抜け毛を減らす方法はないのか?




猫の抜け毛が酷い!と思った事はないでしょうか?実際に私もそうだったように少しの時間抱いただけでなのに、服が毛だらけになったり、猫がいた場所に座るだけでも毛が沢山ついてしまったりと、抜け毛に悩まされた経験もあると思います。

毎日「猫の抜け毛を何とかしたい」と思う事もあるはずです。猫の抜け毛を無くす事は、猫の毛を全て刈っちゃう事が一番なのですが、可愛そうでそんな事できるわけないですよね。

猫が自分で毛づくろいをして、自ら毛玉を吐くほどの量の抜け毛がある生き物として、私も受け入れられたらいいのですが、そんな事も出来るはずもなく、毎日抜け毛と格闘しています。

今回はそのような猫の抜け毛に対する、実際に私が経験した抜け毛を減らす方法について詳しくお伝えしていきたいと思います。猫の体の抜け毛だけでなく、部屋で抜けてしまった方法まで紹介していきますので、この方法を明日からでも試して、少しでも猫の抜け毛に悩まされない日々を送って下さい。

猫の抜け毛が多いのはなぜ?

そもそもどうして猫の毛は、こんなに抜けてしまうのでしょうか。少し抱っこするだけでも服に沢山の毛がついてしまいますし、猫がいた所にはごそっと毛が集まっている時もあります。

ですが猫のそんな猫の毛は、一年中抜けているわけではないんです。猫には毛の生えかわる周期がある事によって、抜け毛が増えると言われているんです。先ずはじめに、抜け毛を減らす為にも、どうして猫の抜け毛が多いのかを知っておく必要もあります。猫の毛が抜けるのは毛の生え変わる周期だけでなく、様々な原因も考えられるので、下記でより詳しくお伝えしていきたいと思います。

毛の生え替わり時期があるから

猫には換毛期と呼ばれる1年に2回、毛の生え変わる時期があるんです。その換毛期が原因で、猫の抜け毛が多いと言われています。

換毛期は、猫の個体差や季節の温度にも左右されますが主に、春と秋に多いとされています。猫の体を夏の暑さにも耐えられるように、冬の毛が大量に抜けてしまうんです。

その逆に、今度は冬になると寒さに対応する為に、夏の毛が抜け落ち暖かい毛に生え変わります。「どうして夏と冬に猫の体を触ると、ふわふわとした感覚が違うの?」と疑問に感じた事もあると思いますが、この換毛期が大きく関係していたんです。

その換毛期はいつからくるのかというと、3月と11月がまさにベストシーズンで、このシーズンには最も抜け毛が多いとされているんです。基本的に、およそ2週間~1ヶ月ほどですべての毛が生え変わると言われていますが、急な温度変化などで換毛期が長引いてしまう事もあるんです。

特に春シーズンが多い

特に抜け毛が多い換毛期は、春のシーズンに多いと言われています。冬に向けて体を温める為に生え変わった大量の毛が、今度は夏の暑さに耐えられるように薄くなる為、一気に冬の毛が大量に抜けるからなんです。

3月~4月の春シーズンには、特に抜け毛には気をつけなければいけないので、十分な注意が必要ですよ。

一年中抜ける猫もいる

1年に2回ある換毛期といっても、完全室内の猫によっては一年中毛が抜けてしまう猫もいるんです。室内では少し寒いと暖房もつけますし、暑いと感じたらエアコンなどで、部屋中を涼しくしたりしますよね。

完全室内飼いの猫は、その事が原因で換毛期の境目がなくなってしまい、一年中毛が抜ける猫もいると言われています。1年中抜け毛を出さない為にも、完全室内飼いの猫に、換毛期がくる春先や秋には、外の空気を入れてあげたり、外の温度を体感させてあげる事で、換毛期をはっきりとつけることも大切のです。

換毛期をつけさせる事で、これからの抜け毛対策もする事が出来るので、室内で飼っているからといって放ってはおかずに、猫に外の気温を感じさせてあげる様にして下さい。

ストレスが原因という事も

猫の毛が酷く抜ける原因として、ストレスが原因という事も考えられます。例えば抱かれるのが嫌いな猫を抱いてしまう事で、猫は過剰にストレスを感じてしまい、毛が沢山抜けてしまう事もあるんです。

他にも「大きな音を立てる」「運動不足」「環境の変化」などもストレスの原因となってしまい、毛が大量に抜けてしまうこともあります。

アレルギーや皮膚病が原因

猫は何らかのアレルゲンによって、アレルギーを引き起こして抜け毛が増える事もありますし、ノミやダニなどによって皮膚病になり毛が抜けてしまう事もあるんです。

アレルギーや皮膚病が原因の場合には、体が痒くなってしまい、体を噛んだり搔いたりする行為をします。もしこのような行為をしている場合は、放っておくと重症化してしまう可能性もあるので注意が必要です。

例えばノミやダニが原因だったとすると、その部分を傷つけてしまい、そこから膿んでしまう事もあるんです。猫のアレルゲンはハウスダストなどでアレルギーを発症することもありますが、食べ物が原因でも起こることもあるので、気をつけなければいけないんです。

病気を引き起こしている事で抜ける事も

猫は、何らかの病気を引き起こしてしまった事でも、毛が抜けてしまうんです。考えられる主な病気は後ほどお伝えしていきますが、脱毛の症状が現れてくる病気は沢山あったのです。

「換毛期だから毛が抜ける」と思い込んで放っておくと、命に関わる恐れもあるので十分に注意しなくてはいけないのです。毛が抜けるだけでなく、「元気がない」「食欲激減」「嘔吐」など様々な症状がみられた場合は、病気にかかっていると疑い、直ぐに病院に連れて行くようにしましょう。

猫の抜け毛が酷い!抜け毛を減らす方法はないの?

健康の猫が毛が沢山抜けるのは、換毛期がほとんどの原因ですが、そのような抜け毛が酷い猫にはどのような対処を行えば良いか分かりませんよね?実際に私もそうだったように猫の抜け毛が酷いと、衣類などにも沢山ついてしまい、毎日の外出時に悩まされる事が多いと思います。

他にも、考えられる様々なシーンで猫の抜け毛に、悩まされた事もあるのではないでしょうか?そんな悩みを解決するためにも、猫の抜け毛をできるだけ減らさなくてはいけないんです。こちらではその悩みを解決できる、猫の抜け毛を減らす方法について詳しくお伝えしていきたいと思います。

こまめにブラッシングをする

猫の抜け毛を減らす一つ目の方法は、「こまめにブラッシングをする」です。最も基本的な事なのですが、ブラッシングをする事で抜ける前の毛も取り除けるんです。

長毛の猫ならできることなら毎日2回ほどブラッシングをし、短毛の猫の場合は週に2回~3回ほどするのがお勧めですよ。ですが猫はブラッシングをとても嫌う生き物なので、ブラッシングに慣れてもらう必要もあります。

ブラッシングに慣れてもらう為には、毛並みに沿って手で触れる事に慣れさせた後に、撫でながらそっとブラッシングをすると、徐々に慣れてくれますよ。注意しなくてはいけないポイントは、猫が換毛期になると痛がる子もいますし、触ると気持ちいい場所と嫌がるポイントを十分に把握して、ブラッシングしてあげる必要があるんです。

ブラッシングをするにはもう一つ利点があって、ブラシングしていると皮膚病を発見することもできますので、定期的に行うことをお勧めします。

そんな抜け毛を取り除くグッズとして、「フーリー」や「ファーミネーター」など効果を保証されたアイテムなども売られているので、ブラッシングする際には一度調べてみるのも良いと思いますよ。

シャンプーで洗い流す

猫は元々綺麗好きな生き物なので、シャンプーはあまり必要ないと言われていますが、抜け毛を減らす為には効果があるとされているんです。ブラッシングをするよりも、一気に抜け毛を取り除く事が出来ますが、「猫の抜け毛が酷い」からといって毎日洗う事は絶対にしないで下さい。

毎日シャンプーする事によって、猫の体に必要な皮脂まで洗い流され乾燥してしまい、逆に抜け毛を増やしてしまう恐れもあり、シャンプーがストレスとなり抜け毛の原因にもなってしまうからです。

「どの位の傾度が良いの?」というと短毛の猫なら、換毛期が訪れる春と秋に一回ずつだけで良いですし、長毛の猫であれば月に1回程度を目安にシャンプーする事をお勧めします。猫の中にはシャンプーを嫌う猫もいるので、そんな猫の場合は無理矢理シャンプーをせずに、濡れた暖かいタオルで全身を拭いてあげると、抜け毛を減らすこともできますよ。

空気清浄器を使う

「空気清浄器を使うのが抜け毛と何の関係があるの?」と疑問に感じると思いますが、猫の毛はとても軽いので、空気中にも浮遊するんです。空気中に浮遊した抜け毛が、衣類に付着してしまい、抜け毛が多いと感じてしまう事もあります。

空気清浄器を使う事で、猫のアレルゲンにもなるアレルギーを吸う利点もあるので、お勧めです。空気清浄器を選ぶ際には、部屋の広さ以上に対応した物の方が、抜け毛やアレルゲンなどをより多く吸いこんでくれますよ。

猫にコロコロローラーを優しくかける

コロコロローラーは、知っているとは思いますが粘着テープをはがして何度も使う事が出来るお掃除道具です。抜け毛が酷い猫にコロコロローラーをかける事で、抜け毛を少なくすることができるんです。

しかし掃除用で作られた道具なので、べったりと猫の体に貼り付けてコロコロローラーをかけてしまうと、生え変わった毛を抜いてしまい痛がる子もいるので、必ず優しくかける様にして下さい。

コロコロローラーがない場合は、ガムテームを代用品に使い、抜け毛を優しく取り除いてあげるのも良いと思います。

ピーク時が狙い目

猫の抜け毛を減らす方法として、換毛期がくる3月と11月のピーク時が狙い目ですよ。ピーク時に上記でお伝えしてきた方法をする事で、猫の抜け毛を最小限に抑えることができるんです。

私も実際に抜け毛のピーク時にこちらの方法を試し、今では抜け毛を最小限に抑えつける事が出来ています。もしこのようなピーク時以外に抜け毛が酷い場合は、他の原因が考えられますので、獣医に一度相談することも大切です。

取った抜け毛で猫毛フェルトが流行中?

取った抜け毛を再利用し、猫毛フェルトが最近流行しているってご存知でしたか?本物の猫の毛から作ったフェルトという事もあって、実際に私も驚きました。

猫の抜け毛を減らす方法をただするだけでなく、このようなフェルトも作り出すこともできるので、フェルト猫を作る為だと思ったら、楽しくなりそうですね。簡単ではありますが、その猫毛フェルトの作り方を下記で紹介していきたいと思います。

  1. 猫の抜け毛を集める(少量では作れないので、沢山ためる)
  2. 集めた猫毛をほぐす(団子状に絡まっている毛をほぐして、二等分にしてあげる)
  3. 猫フェルトの型を作る(牛乳パックやダンボールなどで、猫の型を作る)
  4. 二等分にした毛で型を包む(きつめに包むようにする)
  5. ビニール袋に入れ、洗剤で洗う(猫毛によく染み込ませるように洗い、こするように洗うのがポイント)
  6. 水洗いをして乾かす(軽く水をきった後に、しっかりと乾かすと完成)

ただし猫毛フェルトをいきなり作るといっても難しいとは思いますので、はじめは抜け毛で作ったボールから挑戦するようにしてみて下さい。

部屋に巻き散らかった猫の抜け毛を取り除く方法

猫自体の抜け毛は減らすことができても、今まで部屋に巻き散らかった猫の毛を取り除かなくては、また衣類などについてしまい同じことですよね。それだけでなく、猫アレルギーの来客が来たときでも、猫の毛が部屋中にあって困ってしまう事も考えられます。

そんな事がないように、猫の体の毛を対処した後には、部屋中に抜け落ちた抜け毛も取り除かなくてはいけないんです。こちらではその部屋中にある猫の抜け毛を、取り除く方法をお伝えしていきたいと思います。

お掃除は「上から下へする」のが基本という事を十分に理解して、この方法を試してみて下さい。しかし取り除く方法といっても、猫の毛は大変細くて細かく、すべてを取り除くという事は不可能にちかいという事を、十分に理解しておくのも大切ですよ。

床はスプレーしながら拭く

フローリングなどの床には、スプレーしながら拭いてあげる事で、ごっそりと抜け落ちた毛を取り除く事が出来ます。スプレーしながら拭くと、猫の毛が舞い散るのも防ぐことができ、抜け毛をしっかりとキャッチする事が出来るんです。

スプレーに使う物は、「汚れ落とし」「消臭・除菌剤」などがお勧めですよ。拭いた後はドライタイプのシートや乾いたタオルなどで2度拭きしてあげると、より猫の毛を取り除く事が出来ますよ。スプレーの中に水を入れ、空気中に数回吹き付けるのも、毛が飛びにくくなるので良いと思います。

じゅうたんやカーペットなどの場合は、スプレーでふき取る事が出来ないので、少し手間がかかってしまいますが、上記でお伝えしたコロコロローラーなどでそうじするようにして下さい。コロコロローラーをかける時は、十字をイメージする事が大切です。タテとヨコにかける事で、絡んで取れなかった毛まで取り除く事が出来るんです。

猫が寝る場所は粘着ローラー

猫がいつも寝る場所には、粘着力の強いコロコロローラーをかける様にしましょう。猫が寝る場所は、飼っている家によって、ソファーやベットなど様々な場所が考えられますが、その場所をそうじする事が大切です。

せっかく抜け毛を減らしたというのに、猫が寝る場所にある抜け毛が体についてしまった事で、他の場所に運んでしまう事も考えられます。そうなってしまうと、また様々な所に猫の毛が巻き散らかってしまうので、必ず粘着の強いローラーで取り除く必要があるんです。

大きめの空気清浄器を用意する

空気清浄器は、猫の体の抜け毛を減らすことにも効果的ですが、部屋に用意することにも効果があるんです。先ほどもお伝えしたように、猫の毛はとても軽い事から部屋中に浮遊してしまいます。

その浮遊している毛を取り除くためには、空気清浄機が必要不可欠なんです。「窓を開けて浮遊している毛を出せばいいんじゃないの?」と疑問に感じると思いますが、窓を開けたとしても、逆に部屋中に舞ってしまい取り除くことはできないんです。

空気清浄器は部屋にあった物を用意するのではなく、大き目の物がお勧めですよ。例えば部屋が6畳であれば、8畳以上の物を用意する事が大切です。部屋にあった物では、必要以上に吸う事が出来ない為、なるべく大きな空気清浄器の方がよく吸い込んでくれるんです。

掃除機は逆効果

じゅうたんやカーペットを掃除するといえば掃除機なのですが、猫の抜け毛を掃除する際には実は逆効果だったのです。掃除機から排出させる熱風で、床に落ちた猫の毛が浮遊してしまうんです。

最近では排気の少ない掃除機などもありますが、少しでも排気を出してしまうと、同じく猫の毛が浮遊してしまうので、おなじことの繰り返しなのです。その為、掃除する際には掃除機が一番簡単なのですが、部屋から猫の抜け毛を取り除く際にもあまりお勧めができないのです。

高い所はほこり取り

ホームセンターなどで静電気でとるほこり取りが売られていると思いますが、そのようなほこり取りは高い所の抜け毛を取り除くのに効果的ですよ。例えばタンスの上や冷蔵庫の上、テレビの上なども考えられます。

猫は本来高い所が好きな生き物なので、そんな高い場所にいることも多いんです。猫の毛を取り除く際のポイントは、素早く動かすのではなく、ゆっくりと撫でる様にするとより多くの抜け毛を掃除する事が出来ますよ。

素材を変える事も考える

部屋の抜け毛を取り除く際には、素材を変えることも考えておくと良いと思います。布などといった素材はどうしても毛がつきやすいので、いくら掃除してもまた毛がついてしまう事も考えられるからです。

最近では、毛がつきにくい物もホームセンターなどで売られているので、調べてみることをお勧めしますよ。私も最近ではカーテンや布団など猫の毛がつきやすい所には、毛がつきにくい物にチェンジしました。

衣類などに二次転移するのも防ぐことにも繋がりますので、是非チェックしてみて下さい。

猫の抜け毛が酷い事で考えられる主な病気

最初の猫の抜け毛が酷い原因として換毛期だけでなく、病気にかかっている可能性もあるんです。生え変わる時期でもないのに、毛が大量に抜けるという事は、病気によって引き起こされている症状化もしれないので、十分に注意しなくてはいけないんです。

そこでこちらでは、猫の抜け毛が酷い事で考えられる主な病気について解説していきますので、もし抜け毛と伴ってこのような症状が現れたら、病気にかかっていると疑い、病院に連れて行ってあげて下さい。

猫の肉芽腫

猫の肉芽腫は、好酸球肉芽腫症候群と呼ばれる病期で、アレルギーから引き起こすとも言われていますが、基本的に原因不明の病気なんです。酷い痒みが伴い、「脱毛」「潰瘍」などがみられてきます。

肉芽腫は病態は「好酸球性プラーク」「好酸球性肉芽腫」「無痛性潰瘍」の3つ病態で構成されています。好酸球性プラークは、舌や太ももの付け根、尻尾の下などに酷い脱毛がみられ、症状が悪化してくると潰瘍になります。

好酸球性肉芽腫は、唇や肉球、太ももなどに脱毛などの症状が現れてきます。無痛性潰瘍は、その名の通りに無痛と言われていますが、痛みを伴う事もあるんです。上唇の先端に現れてくるので、抜け毛とはあまり関係はありませんが、参考までに知っておいてください。

日光過敏症

日光過敏症は、太陽に含まれる紫外線を浴びてしまう事で発症する病気です。猫の中でも色素の薄い白い毛種に起こりやすい病気と言われていて、痒みを伴う為脱毛になると言われています。

この病期を引き起こしてしまい長期間、太陽の紫外線を浴び続けてしまうと、皮膚がんに進行する事もあるので十分に注意しなくてはいけないんです。酷い痒みを伴う事から、自分でかいてしまい出血をすることもあります。

悪化してくると、皮膚が固く分厚くなり、手術をした猫も実際にいるので、猫が体をかきだし抜け毛が増えてきたと思ったらすぐに病院に連れて行くようにしましょう。

ビタミンA・B欠乏症

猫のビタミンA・B欠乏症は、主に食べ物が原因といわれています。猫には食べてはいけない物が沢山あり、その中でも貝類や甲殻類を食べた事によって、体内のビタミンが破壊されてしまうんです。

初期症状は、「食欲不振」「嘔吐」「元気がなくなる」などの症状がみられ、病気が進行してくると、「毛が抜ける」「ふらふらと歩く」などが現れてくると言われています。そのような症状がみられた時には、ビタミンを体に補給しなくてはいけないので、必ず病院に連れて行ってあげて下さい。

心因性脱毛症

猫の心因性脱毛症は、主にストレスが原因とされていて、過剰なグルーミングをする事で脱毛や皮膚炎を引き起こしたり、精神的変化から血行が悪くなり毛が抜けてしまうことも考えられます。

猫が毛づくろいをしやすいお腹や四肢などに、脱毛の症状が見られやすく、皮膚に炎症を起こした時は、痛々しくただれてしまうんです。いずれにしても、ストレスからくる病気なので、飼い主のあなたが出来る限りストレスを与えないことが重要なポイントですよ。

尾腺炎

猫のは尾腺炎は、尻尾の付け根にある尾腺が炎症してしまい、ぼこぼことした皮膚になってしまう病気なんです。主な原因はホルモンバランスや遺伝が関係していると言われていますが、明確な原因は解明されていないのです。

尻尾の付け根の毛が抜け落ちしまい、炎症を引き起こした事で、皮脂の分泌量多くなり、強い臭いを生じてしまう事もあるんです。細菌によって二次感染を起こす可能性もあるので、少しでも尻尾の毛がなくなってきたと感じられたら、一度獣医に相談することが大切です。

このように猫の抜け毛が酷い時には、換毛期だけでなく、病気にかかっている恐れもあるんです。「猫は毛が抜ける生き物」と思って放っておくと、症状が悪化してしまい、命に関わる恐れもあるので注意が必要なんです。

猫の抜け毛は季節が大きく関係していたと、お分かりして頂けたと思いますが、アレルギーやストレス、病気からも毛が抜けてしまう事もあるんです。抜け毛だけでなく、少しでもいつもと様子が変だなと感じた時には、換毛期が原因ではない可能性も十分に考えられるので、大切な愛猫を守る為にも必ず病院に連れて行ってあげてやって下さい。










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