子猫のオスとメスをどうやって見分けたらいいの?判別法を解説!




子猫を育てたことのある飼い主なら知っていると思いますが、生後間もない子猫のオスとメスを判別するのは、とても難しいですよね。そんな子猫の性別が分からないと、子猫に名前をつけることもできないし、引き取り手を探す時にも困ってしまいます。

最近では繁殖を防ぐ為、オスじゃなきゃ飼えないという人もいるので、子猫の時から見分けておく必要があるんです。今回はそんな子猫の時期からオスメスをどうやって見分けるのか、猫初心者のあなたにもわかりやすく判別法を解説していきますので、最後までチェックしていって下さい。

子猫のオスメスの見分け方は難しい!

成猫ならオスの睾丸がぷっくりとしてくるので、オスメスどっちなのかすぐに判別できると思いますが、子猫の場合だとオスメスの見分け方がとても難しくて、オスだと思って育ててきたのに、メスだったというケースも実際にあるんです。

それだけ子猫の時期は、生殖器がまだ発達していない事も原因でオスメスの見分け方が難しいと言われているんです。こちらでは先ずはじめに、どうして見分けるのが難しいのかについて、下記に詳しくお伝えしていきたいと思います。

獣医でも的中率は80%位

子猫の性別を見分ける時に、子猫を仰向けにして尻尾を伸ばし、生殖器をみて判断するのですが、たとえ獣医が見たとしても的中率は、80%位と言われるほど、判別が難しいと言われているんです。

それだけ子猫のオスメスを見分けるのが至難の技ですので、たとえ完璧に見分け方と知っていたとしても、間違えてしまう事が実際にあります。

生後間もない子猫ははっきりと判別ができない

また生後間もない子猫は、「オスなのか?」「メスなのか?」はっきりと判別ができない時期なんです。たとえオスの子猫とメスの子猫を見比べたとしても、間違ってしまう事が多いそうです。

私も実際に生後間もない時期の子猫を見比べたのですが、ほとんど同じに見えてしまい、間違ってしまった経験もあるほど、見分けるのが難しいので、生まれたばかりの子猫の性別を間違えないようにする為にも、生後間もない時期に判別しない方が良いと思います。

陰嚢が発達していない事が原因

「子猫の性別はどうして判別できないの?」と疑問に感じると思いますが、その原因は陰嚢(いんのう)と呼ばれる生殖器が発達していないからなんです。その陰嚢とは、オス猫のタマタマが入る袋なのですが、子猫の時期はとても小さい為、たとえ触ったとしても、判別が難しいと言われているんです。

子猫のオスの見分け方

「そんな判別が難しいオスとメスをどのように見分ければいいの」って不安になってしまいますよね。ですが安心して下さい。ちゃんとあなたでも判別ができる見分け方があるんです。

こちらで先ずは子猫のオスの見分け方について、詳しく解説していきたいと思います。しかしそれでも、的中率は80%位なものですので、一応参考にしておいて下さい。

肛門から陰部までの距離が長い

オスの子猫を見分けるポイントの一つ目は、肛門から陰部までの距離が長いという事です。その長さは個体差にもよりますがおよそ、13mmから20mm位ですよ。

この肛門から陰部の距離を測る際には、肛門からペニスを覆っている皮膚の先端まで距離で見分ける事が出来ます。

肛門の下にはぷっくりとした睾丸が隠れている

先ほどもお伝えしたように、生まれたばかりの子猫の場合は陰嚢は発達しておらず、睾丸がある事も分かりづらいのですが、生後一週間ほどになると、肛門の下にぷっくりとして睾丸が隠れているので、その睾丸を触る事でオスと判別する事が出来るんです。

肛門とペニスの間を優しくつまんでみると、しこりのようなタマタマを触ることができる場合もあるので一度、触って確認してみるのも良いと思います。

生殖器は肛門より小さいゴマ粒型

オスの子猫の生殖器は、肛門より小さいゴマ粒型の形をしているんです。オス猫の場合は肛門より小さな生殖器も一つの特徴ですので、見分ける際の参考にしておいて下さい。

子猫のメスの見分け方

次に子猫のメスの見分け方を、下記に詳しく解説していきたいと思います。メスの場合はオス猫と違う特徴がありますので、見比べてみるとほぼ判別する事が出来ますよ。

私も実際に子猫の性別を判断する時は、オスとメスの特徴を見分けながらしているので、名前をつける際や引き取り手に伝える際などに困った時は、見比べることをお勧めします。

肛門から陰部の距離が短い

メスの子猫はオスと違い、基本的に肛門から陰部の距離が短い特徴があります。個体差にもよりますが、およそ7mm程度から11mm程とオスよりも比較的に短いんです。

その距離を測る際には、肛門から陰部の先端までの距離を測ってあげると、見分けることができますよ。

陰部は無毛に近い

またメス猫の陰部は、無毛に近い特徴もあるんです。陰部の周りには少し毛が生えているものの、陰部はほとんど無毛で、肛門の下あたりから縦に繋がっています。

無毛に近い場所の皮膚の色は、ピンク色になっているのであまり分からないというあなたでも、陰部位置が分かると思います。

肛門と陰部の大きさはほぼ同じなコーヒー豆型

オスの子猫の場合は肛門より小さな生殖器をしていますが、メスの場合は肛門と陰部の大きさはほぼ同じなんです。その陰部の形は、コーヒー豆のような形をしている事から、コーヒー豆型と呼ばれています。

オスのゴマ粒型よりも比較的に大きいので、見分ける際のポイントにしておくと良いと思いますよ。

子猫のオスメスは顔でも見分ける事が出来る

子猫のオスとメスを見分ける方法として、生殖器や陰部などの特徴をお伝えしてきましたが、実は顔でも見分ける事が出来たんです。人間が男と女を目で見て判断するように、猫も顔で判別する事ができると言われています。

こちらではそんなオスメスの、顔の特徴についてお伝えしていきます。しかし生後間もない子猫の時は、獣医でも判別が難しいとされているので、顔で見分ける際は生後一ヶ月ほどたってから見分けることをお勧めします。

オスの顔の特徴

オスの顔の特徴として、「頬が大きい」「ウィスカーパッドが大きい」「鼻が大きい」「目は小さく見える」などがあります。メスに比べ比較的に様々な部位が大きく成長していく為、子猫の時からこのように大きくなると言われています。

ではどうして目は小さく見えるのかというと、実際に目の大きさは同じですが、成長と共に顔の横幅が大きくなってくるので、目が小さく見えてくるそうです。

メスの顔の特徴

メス猫の特徴はオス猫に比べ、「頬が小さい」「ウィスカーパッドが小さい」「鼻が小さい」などがあります。メス猫の場合はあごも小さい事から、丸顔に近い小顔に見えるんです。

ちなみに顔だけでなく毛色でも判別する事ができ、三毛の子猫の場合のほとんどがメスなんです。またサビのほとんどもメスしか生まれてこないそうです。

その逆に毛色が茶トラの場合は、90%の割合でオスになると言われているので、見分ける際の参考にしておいて下さい。

子猫のオスメスを見分けやすい時期は?

生まれたばかりの子猫の場合は、獣医でも判別するのが難しいとされていますが、「オスメスを見分けやすい時期はあるのか?」と疑問に感じると思います。実は子猫の時期でも一般的に、見分けやすくなる時期があるんです。

こちらではそんなオスメスを見分けやすい時期について、お伝えしていきたいと思います。何度も言うようですが見分けやすい時期に見分けるとしても、他の子猫と一緒に比較しながら判別するのがポイントですよ。

生後3ヶ月を過ぎると判別できるようになる

一般的に生後2ヶ月頃までは、オスとメスの判別が難しいとされていますが、その時期を過ぎた生後3ヶ月頃からはっきりと見分ける事が出来ます。成長と共に生殖器も大きくなり、オスの睾丸の膨らみも分かるようになってきます。

また顔立ちもしっかりとしてくるので、顔での判別もしやすくなります。はっきりとした性別を間違えずに知りたい場合は、この時期まで待っていた方が良いかもしれませんよ。

性格にも違いが現れてくる

生後3ヶ月にもなってくると、オスとメスは性格にも違いが現れてくるんです。性格もオスメス見分けるポイントとして、判断することができます。

ですが子猫も人間の子供と同じように、性格は様々で接し方や環境でも性格が変わってくることがあります。そのような事を踏まえて一般的に言われているオスとメスの傾向を、下記にお伝えしていきますので、参考までにとどめておいて下さい。

オスの子猫の性格

  • 甘えん坊
  • やんちゃで遊ぶのが大好き
  • 感情をむき出しにする
  • 喜怒哀楽がはっきりしている

メスの子猫の性格

  • 用心深い
  • クールな一面がある
  • 気分屋さん
  • 感情を表に出しにくい
  • 甘えるのが下手

このように子猫の性別を見分けるには、生殖器や顔などもありますが、生後3ヶ月ほどになると、一般的に性格でも判別する事が出来たんです。しかし猫の性格は、猫種や飼育環境、去勢や避妊などによっても異なってきますので、あくまでも一般的な参考にしておいて下さい。

そんな子猫の性別を確認するには、今までにお伝えしてきたポイントを十分に理解して、判断する事が大切ですよ。私も実際に判別する際にはすべての見分け方し、オスなのか?メスなのか?判断して、名前をつける様にしているので、是非試してみて下さい。










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