131-2 猫の鳴き声がうるさい!原因や対処法を徹底紹介!




猫を飼っているあなたは猫の鳴き声がうるさいと思ったことはありませんか?猫の鳴き声がうるさいと、夜に寝る事ができずに睡眠不足になったり、近所迷惑になってしまう事もありますよね。

私も実際に飼っている猫の鳴き声がうるさくて、眠れない日々が続いた経験があります。どうしてそんな猫の鳴き声がうるさくなるのかには、ちゃんとした原因があったんです。その原因を知らずに鳴き声がうるさい日々が続いてしまうと、あなたがストレスを抱えてしまい可愛い愛猫でも嫌いになってしまう恐れも考えられるので、早めの対処が必要だと私は思います。

そこでこちらではそんな猫の鳴き声がうるさくなる原因と対処法を、私が知る限りお伝えしていきますので、猫の鳴き声に悩まされているあなたは是非参考にして頂ければと思います。

エネルギーが有り余っている

猫の鳴き声がうるさくなる一つ目の原因として、エネルギーが有り余っている事が考えられます。飼い主が寝ている時に朝鳴きや夜鳴きをしている時には、昼間に沢山寝すぎた為、そのエネルギーを発散するために朝方や夜中にうるさく鳴く事があるんです。

またその他にも、飼い主との生活リズムの違いが関係している事もあります。猫は元々明け方や夕暮れに活発する習性があり、そのせいで鳴き声を上げながら活発に動き出す事も考えられます。

そんな朝鳴きや夜鳴きがうるさい時の猫の対策として、昼間のうちに沢山遊んであげてエネルギーを発散させてあげたり、キャットタワーなどを設置するのも一つの方法ですよ。私の場合はたとえ猫が夜中などに起きていたとしても、ほとんど遊ぶのに飽きたことで鳴く傾向があったので、できるだけ飽きさせないように、工夫してあげることで鳴き声がうるさい猫を改善することが出来ました。

猫は上下運動を得意とするので、たとえ一匹でいても遊ぶ事ができますし、その他にも落ち着いて寝る事ができるドームベットなどで、より過ごしやすくしてあげるとうるさく鳴く事はほとんどなくなりますよ。

飼い主への欲求

猫は飼い主への欲求でも、うるさく鳴く事があるんです。そんな猫によっても欲求が異なり、「構って欲しい」「外に出たい」「餌や水が欲しい」「遊んでほしい」「甘えさせて欲しい」「撫でて」「トイレが汚い」など様々な欲求から鳴いて飼い主に訴える事があります。

その対処法として、その欲求にあなたが応えてあげると鳴きやんでくれることがありますよ。しかし猫はとても学習能力が高い生き物ですので、毎度毎度その欲求にこたえてしまえば、逆にいつでも鳴けば自分の欲求に応えてくれると思ってしまい、鳴く事が多くなる事もあるので注意が必要です。

また猫の健康上で困る欲求や危険性がある欲求の場合は、基本的に無視した方が私は良いと思いますよ。例えば、朝早くに餌を欲しがったり、必要以上に欲しがった場合は猫の健康上に問題があるので注意が必要です。他にも「外に出たい」「窓を開けて」などの欲求は事故や病気になる原因になるので絶対に応えてはいけません。

その他の当然の欲求の場合は応えてあげるようにして、猫が遊んでほしい時はおもちゃと持ってきて鳴いたり、餌や水がない時にはその容器の前で鳴く事が多く、トイレが汚い時には鳴きながら部屋の中をウロチョロして粗相をしてしまう事もあります。このように当然の欲求で猫が鳴きやまない時にはそれに応えてあげると、鳴きやんでくれることがほとんどですので、しっかりと分けて対応してあげることが重要ですよ。

ストレス

猫はとてもデリケートで繊細な生き物ですので、ストレスを感じてしまうだけで鳴き声がうるさくなる事があるんです。そんな猫がストレスを感じてしまう要因として、「新しい同居人(ペット)が増えた」「環境の変化」「餌の種類を変えた」「周囲の騒音」「安心して眠れる場所がない」「人の出入りが激しい」など様々な原因を解消してあげれば、鳴きやんでくれることがありますよ。

また猫はストレスから病気になる事も実際にあるので、そのストレスの原因をつきとめてストレスを解消してあげることが大切です。「猫がストレスを感じた時どんな鳴き方をするの?」と疑問に感じてしまうと思いますが、ストレスを感じると普段と違う声で鳴いたり、ずっと鳴き続けたりしますので、もしそんな鳴き方をしていた時にはストレスを感じていると疑った方が良いですよ。

猫のストレスサインとして鳴き声だけでなく、過剰なグルーミングや粗相をしたり、下痢や食欲が激減する事もあるので、普段から良く観察しておくことも大切です。他にもストレスを見定める方法として、病院で血液検査をする事でストレスをどれだけため込んでいるか判断する事もできるので、鳴き声だけで判別するのが難しい場合は病院で検査をするのも良いと私は思います。

発情期

オス猫やメス猫が発情期になると、「ア~オ~」と大きな声で鳴く事があります。もしそのような鳴き声がうるさい場合は、発情期になっている可能性が高いですよ。

基本的に猫が発情期になるのは、春や秋になる事が多いのですが、室内飼いの猫の場合は季節に関係なく発情する事もあるです。そんなうるさい鳴き声を根本的に解決するには、避妊や去勢手術をするしかありません。

発情している猫にまたたびを与えたり、水をかけて驚かせると鳴きやむと言われていますが、一時的に鳴かなくなるだけですので、根本的な解決にならないと私は思います。また発情している猫のしっぽの付け根を触ってあげると、発情がはやく終わるとされていますが、それも余計に発情させてしまう事にも繋がるので、避妊や去勢手術をするしか対処する事ができないんです。

子猫返り

猫によっては歳をとるにつれ、幼少期の子猫の時に戻ったような子猫返りをする事があります。猫が子猫返りをしたら、飼い主に甘え鳴きをしてうるさくなる事もあるんです。

実際に私も子猫返りをした猫を飼っていた経験がありますが、私が寝ている時に耳元とで鳴いて起こしてきたり、起きている時でもずっとゴロゴロと喉を鳴らせて甘えてくるんです。そんな子猫返りは特に老猫に多く、今まで自分でできていた事ができなくなった事によって、子猫返りをする様になると考えられます。

もし子猫返りをした場合は、甘えん坊になったということですので、とにかく構ってあげてストレスを与えないように受け入れて対処してあげると良いと私は思います。

聴力の低下

猫が聴力が低下すると、今までより鳴き声がうるさくなることがあるんです。私たち人間でも耳が遠くなると声を大きくあげるように、猫も耳が聞こえにくくなると大きな声で鳴くんです。

また聴力の低下によって、不安になってしまい気持ちが落ち着かなくなり鳴き続ける事もあるので、もし名前を呼んでも来なくなったり、物音にも動じなくなったら、一度獣医に相談した方が良いですよ。

認知症

「猫も認知症になるの?」と不思議に思うかもしれませんが、猫も人間と同じように歳をとると認知症になる事があるんです。特に猫の平均寿命でもある15歳を超えた時から引き起こしやすく、その認知症が原因で鳴き声がうるさくなることがあります。

どうして認知症になるとうるさくなるのかというと、自分が何をしているのか分からなくなる事で、不安になり鳴き続けてしまうことが考えられます。また餌を食べたのを忘れて、餌などを食べたい欲求から鳴く事もあります。

猫が認知症になると鳴き声がうるさくなるだけでなく、トイレのない場所で粗相をしたり失敗する事もあり、同じ場所でしか行動しなくもなります。さらに認知症が酷くなると、飼い主のあなたの事を忘れる恐れもあるので、もしこのような症状が見られた時には病院に連れて行くことが大切です。

認知症の場合は基本的に病院でしか対処する事ができませんが、飼い主が愛情を注いで育てていくことで鳴き声がうるさくなくなるケースも実際にあるので、諦めずにしっかりと愛情を注いであげて精一杯努力する事も対処法の一つだと私は思っています。

怪我や病気

猫が病気や怪我をしてしまうと、何処かが痛かったり体調不良を飼い主に伝える為に鳴いて訴える事があります。しかしそのほとんどの子は、飼い主に心配されないように、病気や怪我になると隠れるように姿を見せなくなるのですが、猫によっては鳴いて訴える子も実際にいるんです。

病気や怪我でうるさく鳴いている場合は、私たち素人の目では判断する事が難しいので、必ず獣医に一度相談するようにしましょう。

防音対策をする事も考える

猫が鳴く原因は様々ありますが、猫も人間と同じように個体差があるので、どの対処法を行っても鳴きやまないことも考えられます。そんな猫の場合は、猫自身を鳴きやませる対処法よりも、飼い主のあなたがストレスをできるだけ軽減させる為に防音対策する事を考えた方が良いですよ。

私が実際に行ったうるさい鳴き声の防音対策として、寝る時に耳栓をしたり、どうしても寝れなかった時は睡眠導入剤を飲んだりしたこともあります。また鳴き声が近所迷惑になってしまう場合は、最近では防音マットや防音カーテン、防音のケージなど色々あるので試してみるのも一つの方法です。

しかしどれも猫のうるさい鳴き声の改善には繋がりませんので、少しでも鳴きやませる為には、そんな猫の事を良く観察してその子の性格に合わせた方法を、あなたが考えてあげて改善に結びつけることが重要ですよ。










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