134-3 猫が痙攣を起こした!!予防法や対処法はないの?




飼っている猫があなたの目の前で突然痙攣を起こしたら、「どうしたら良いの?」「病院に連れて行った方が良いの?」などとパニックになってしまいますよね?私も実際に猫が痙攣を起こした状態をみたことがあるのですが、どのような対処をしたらいいか分からずにパニックになってしまった経験があります。

そんな痙攣といっても必ず全身に起こるわけではなく、部分的にピクピクと痙攣する軽いものから、全身が硬直するような重度なものまであるんです。また猫が痙攣していたとしても、眠っている時にピクピクとさせていた場合は、夢を見ている時なので基本的に心配はありません。

しかし突然パタリと倒れてしまい、硬直して震えだすような痙攣の場合はすぐにでも病院に連れて行かなくてはいけないんです。ですが病院が休日であったり真夜中などで、すぐに連れて行けない時には飼い主のあなたが対処しなければいけないのです。

こちらではそんな猫が痙攣を起こした時にできる対処法や、痙攣を起こさせないようにする予防法などを詳しく下記にお伝えしていきますので是非参考にしていって下さい。

痙攣を起こす予兆

猫が痙攣を起こす原因のほとんどが命に関わるほどの病気が多く、その痙攣を起こす前には予兆があるんです。その予兆とは、痙攣を引き起こす前に、顔のおでこや頬の部分がヒクヒクとしたり、呼吸が苦しそうに口をパクパクとさせる事があります。

またおしっこが我慢できなくなり、トイレ以外の所でおもらししてしまうこともあるんです。もしそのような症状が見られた場合は、痙攣を引き起こす予兆がほとんどですので猫の事を良く観察する事も大切ですよ。

猫のてんかん発作が原因で痙攣を起こす予兆は、水を沢山飲む、飼い主に今まで以上に甘えてくるなどの症状が痙攣をする前にみられる事もあります。

【予防法:1】大きな音は出さない

猫の痙攣を引き起こさない為の、予防法として大きな音をださないようにした方が良いんです。猫が痙攣を起こす主な原因としててんかん発作が考えられ、猫が高齢でなおかつ特定の大きな音が、刺激となりそれがきっかけでてんかん発作を起こし、痙攣をする恐れもあるのでできるだけ大きな音を出さない方が良いと言えます。

そうした猫との日常生活の中でも、できる限り大きな音や高い音をなくすことが、痙攣を引き起こさないようにするための予防にも繋がるんです。また最近の研究では、アルミホイルの音や鍵などの金属音などが要因で、私たちには何気ない音でもてんかん発作を起こし、痙攣する老猫も実際にいるので、なるべく小さな音でも高齢の猫の周りでは出さない方が良いですよ。

【予防法:2】食べてはいけない物は手の届かない所におく

猫には食べてはいけない物が様々あり、そんな食べてはいけない物を食べてしまった事で中毒症状を引き起こし痙攣が見られる事もあるんです。猫にとって毒性のある物は、ネギ類、チョコレートやカカオ、イカ、などのようなものを食べてしまうと中毒から痙攣を起こし、最悪の場合命に関わる事もあるので食べさせないように注意しなければいけないのです。

また観葉植物やアルコールなども猫にとっては、中毒性があるのもですので、そのような食べてはいけない物を、猫の手の届かない所に置くようにした方がいいんです。特に部屋によく置かれる植物は、私たちが知らないうちに食べてしまい、中毒症状から痙攣を起こす恐れがあるので、愛猫の事を思うのであれば植物は置かない方が良いと私は思います。

【予防法:3】ストレスを与えない

痙攣を起させない予防法として、できる限りストレスを与えないようにすることも大切です。猫は元々とても繊細な生き物ですので、生活していくうえで色々な事がストレスとなり、過剰なストレスを溜めこんでしまったせいで痙攣を引き起こす事があるんです。

その為私たちが、できるだけストレスになるような環境要因を作らないようにしてあげなければいけないのです。「どんな環境作りをした方が良いの?」と疑問に感じてしまうと思いますが、実際に私が行っているストレスを与えない方法は、騒音などが聞こえない静かな場所で自由気ままに生活させています。

また猫は餌の種類を変えたり、トイレの位置を変えたりしても、ストレスになる子も実際にいるので、個体差がありますがその子の性格を十分に理解したうえで、環境を工夫してあげる事が重要になってきます。

【対処法:1】毛布などで猫の体を保護する

猫がもし病気などが原因で痙攣を引き起こした対処法として、毛布などで猫の体を保護するようにしましょう。痙攣している猫に毛布などで体を保護する事によって、フラフラとして倒れた時に怪我をしてしまうといった二次的な怪我を予防する事ができるんです。

また猫がキャットタワーや棚などで痙攣を起こした時も、同じように体をタオルなどで包んであげて安全な場所に移動させる事も大切です。

【対処法:2】周りに危険なものがある場合は避ける

猫がてんかん発作から痙攣を起こした時は、毛布などで体を保護しようとしてしまうと、逆に刺激となって痙攣を余計に誘発する恐れがあるので、毛布などで体を保護してはいけないんです。もしてんかん発作が原因だった場合の対処法として、基本的に猫には何もせずに、周りに危険なものがある場合は、その危険なものは避けるようにしましょう。

「危険なものとは?」と疑問に感じてしまうと思いますが、猫が痙攣を起こしていると暴れて体を怪我をしてしまう可能性がある障害物は、基本的にすべて避けてあげた方が良いですよ。

【対処法:3】嘔吐を伴ったら口の中の異物を取り除く

猫が痙攣と共に嘔吐が伴った場合は、口の中の異物を取り除いてあげることが必要です。嘔吐物を口の中から取り除かないと、気道に詰まってしまい呼吸困難に陥る危険性もあるので、必ず口の中の異物は取り除いてあげて下さい。

しかし痙攣をしている時に嘔吐をしたからといって、頭や口を手で触れてしまえば噛まれる恐れがあるので注意しなければいけません。もし嘔吐を伴った時には、慌てずに猫の体を持ち上げて頭を下げるようにして、異物を取り除いてあげることが大切です。

また痙攣中に泡やよだれが見られる場合は、無意識に筋肉が収縮するてんかん発作を起こしている可能性が高いので、その時も無理に口を拭こうとしてしまえば、噛まれてあなたが大けがを負ってしまう恐れがあるので、発作中は落ち着いて痙攣がおさまってから口を拭いてあげるようにして下さい。

【対処法:4】痙攣の状態を観察する

猫が痙攣している時には、慌てずにその痙攣の状態を良く観察する事も大切です。猫が痙攣を起こした時にできる事なら、痙攣が何秒続いたかタイマーなどで測っておくと、病院に連れて行った時に獣医に痙攣が何秒続いたのか知らせる事ができるんです。

また痙攣中は難しいかもしれませんが、動画などをとっておくと獣医の診察の手助けになりますので、できることなら動画をとるように心がけた方が良いと私は思います。また痙攣が起きた時間とおさまった時間も記録しておくと尚更良いですよ。

痙攣が何度も続いたら緊急を要する

猫が痙攣を起こした時の対処法についてお伝えしていきましたが、痙攣が何度も続いたら脳に障害が残ったり命に関わるほどの緊急を要する恐れがあります。通常の痙攣であれば、数秒から数分でおさまりますが、もし痙攣が何度も起きるようであれば、たとえ深夜に発症したとしても必ず病院に連れて行くことが重要です。

また痙攣が何度も起こるだけでなく、10以上続く事も考えられるので、その場合も緊急を要しますので絶対に放ってはおかずに早急な治療が必要になってきます。しかしそれ以外の場合でも痙攣は、命に関わる恐れがないとは言い切れませんので痙攣を起こした後はなるべく早くに診察を受けるようにしましょう。

定期的な健康診断を受ける事も大切

猫が痙攣を起こす原因は様々あるので、私たち素人では判断する事ができない為、そんな痙攣を予防するには基本的に病気や怪我の予防をする事が痙攣を予防することに繋がるんです。たとえ猫の健康に異常がないと思っていても、定期的な健康診断を受ける事で病気や怪我の早期発見をすることができ、最終的には痙攣を予防する事ができるので、愛猫の事を思うのであれば健康診断を受ける事が大切ですよ。

それだけ猫の痙攣は命に関わるほどの恐ろしい病気の症状でもあり、痙攣を放っておくと大切な命を失う事も実際にあるので注意が必要なんです。またたとえ猫が一度痙攣を起こしたとしても、再度痙攣がおきるのを防ぐ為には、やはりその原因を特定する必要があるので、病院で定期的に健康診断を受け、何かの病気にかかってないか診察する事も重要なんです。










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