103-4 猫の毛色で性格が分かるの?毛色で分かる性格診断!




「猫の毛色でその子の性格が分かるの?」と疑問に思うかもしれませんが、毛色でおおよその性格を診断する事ができます。猫の毛色には、遺伝子や性別が大きく関係していて、性格を予想する事ができるんです。

猫の毛色のもととなるメラニン色素が、猫の性格に影響している事から、メラニン色素が多いと活発で行動的になり、逆に薄いと注意深くなり警戒心が強い傾向があるんです。そんな毛色と性格の関係は、未だに未知の部分が多いですが、ある程度の性格を知ることが出来ます。

しかし猫によっても私たち人間のように個体差があるので、必ず毛色で猫の性格が決まるという事はないんです。こちらではそんな猫の毛色で分かる性格をお伝えしていきますが、全ての猫があてはまるとは言い切れませんので、あくまでもおおよその性格として参考にして頂ければと思います。

白猫

白猫の性格は、警戒心が強く注意深くなる傾向があります。白猫は色素の関係から聴覚や視力に障害が持ちやすい事もあって、物音に警戒心を持ち、視覚に頼る事が少なくなる事から注意深くなるイメージがあるんです。

また白い毛色は最も外敵に狙われやすいという事もあって、警戒心が強く注意深くなるという事も考えられます。他にも飼い主への独占欲が強くて、クールな性格の子も多いですよ。

黒猫

黒猫といえば不吉なイメージがありますが、実はとても甘えん坊で人懐っこい性格をしているんです。黒猫は不吉なイメージだけではなく、幸運を呼ぶ猫や魔除けになる猫とも言われているので、決して不吉な猫ではないんです

またその真っ黒い印象から、性格は控えめで物静かだとも言われていますが、とても社交的で賢い性格をしていると私は思いました。

白黒猫(ハチワレ)

白黒猫(ハチワレ)は野良猫で多く見られる種類でもあり、とてもタフで生命力が強い猫なんです。白黒猫は黒い毛色が多いと逆に黒白猫と呼ばれ、その容姿がタキシードを着ているかのようにみられる事から、タキシードキャットとも呼ばれることがあります。

その性格は、温厚で人懐っこい性格をしており、たまにドジをする愛らしい猫なんです。実際に私も白黒のハチワレを飼っているのですが、性格はそのままで寝ている時にソファーから落ちたりして、たまにドジをしているので私は合っていると思いますよ。

またその性格は白の部分が多いと神経質になりやすく、黒い毛が多いと穏やかな性格になる傾向があります。

サバトラ

サバトラは魚のサバのような模様が入っている種類で、ベースの体の毛は茶色の色素が消えたシルバーの毛色をしています。そんなサバトラの性格は、警戒心が薄く陽気で人懐っこいタイプもいれば、慎重で神経質な性格のどちらかに分けられます。

しかしそのどちらの性格の子も、元気で活発に遊び、パワフルな猫がほとんどです。

キジトラ

キジトラは毛色の中でも、最もやんちゃなタイプで遊びが大好きな性格をしています。キジトラはサバトラとは違い、黒と茶色のしま模様が入っているのが特徴で、毛色の元祖でもあることから野性的で警戒心が強い性格だと考えられます。

しかし私の知っているキジトラは、人懐っこく優しい性格をしている子も実際にいますが、キジトラは野性味が強い事もあるので、たとえ飼い主でも構われ過ぎると距離をおかれる傾向があります。

茶トラ

茶トラはオスが生まれる確率が多い事から、甘えん坊で活発な性格をしている事が多いです。またとにかく人懐っこいのも茶トラの特徴で、たとえ野良猫だったとしても人間に対する警戒心がなく、近寄ってくることも実際にあるんです。

茶トラは日本で一番人気が高い毛色でもあって、「初めて飼うなら茶トラ}と言われるほどの飼いやすい性格をしているんです。しかし茶トラの顔や足、お腹などに白が入ると茶トラ白と呼ばれるタイプになって、基本的に元気で明るいのですが茶トラよりも気難しい一面もあります。

灰猫

灰猫はブルー御三家とも言われる「ロシアンブルー」「コラット」「シャルトリュー」の猫種に多い毛色で、あまり日本では見かけることの少ない毛色です。この灰猫は飼い主への忠誠心が強く、心を許した相手にしかなつかない傾向があるんです。

また物静かで几帳面でもあり、白猫よりも繊細ではないのですが神経質な性格をしています。また遊ぶ事も大好きなので、遊んであげないとストレスを溜めこんでしまう事もあるんです。

三毛猫

三毛猫は茶トラとは逆に、そのほとんどはメスなのでクールで気分屋な印象があります。お嬢様気質な性格をしており、わがままでプライドが高い傾向があるので、飼い主が上から目線で接してしまえば嫌われてしまう事もあるんです。

「本当にそんな事ってあるの?」と思うかもしれませんが、実際に私の知っている三毛猫も、気分屋でさっきまでご機嫌に遊んでいたのに、急に何が不満に思ったのか冷たくされた経験があります。そう考えると三毛猫は、とても賢い性格とも言えます。

サビ猫

サビ猫は黒と茶色の毛色がまだら模様になった猫で、三毛と同じようにメスが生まれる確率が多いんです。そんなサビ猫の性格は、女の子のように大人しくて控えめな性格をしてしまうが、独占欲も強いんです。

その為、多頭飼いでサビ猫を飼ってしまうと、飼い主を独占しようとしてしまい、他の猫と仲が悪くなる事もあるので注意が必要です。ちなみにサビ猫といっても、黒の毛色が多いと黒サビと呼ばれ、茶色が多いと赤さびと呼ばれているんです。

タビー

タビーとは一言で言うとサバトラやキジトラのような、縞模様が入っている猫の事をいいますが、ベースの毛色に、違う色の模様が入っていて、毛先の3割から6割ほどベースの色とは異なる色がついているんです。

そんなタビーの性格は基本的にマイペースで、人懐っこく賢い性格をしているんです。その為、猫初心者でも比較的飼いやすく、飼い主に心を開きやすいタイプでもあります。しかしマイペースな事もあって、たとえ可愛いからといっても構われ過ぎると嫌がる事もあるので注意が必要です。

このように猫の毛色によって、おおよその性格を診断する事ができますが、すべての毛色の猫がそうだとははっきりと言えません。私も今まで色々な毛色の猫と関係を持ってきましたが、正直な所あまり差がないと感じた毛色の猫もいました。

ですが確かにキジトラは野性味が強くて、茶トラは元気で人懐っこい子が多いと感じられた事もあったので、毛色である猫の程度の性格を知ることもできると私は思います。また猫も私たち人間と同じように、歳を重ねて成長するごとに性格も変わることがありますので、たとえどんな毛色だろうとも、飼い主のあなたが精一杯の、愛情を注いで育て上げることであなたが求めた性格になってくれることも実際にあるんです。

もし新しい家族を迎え入れたい時には、毛色の性格だけでは判断はせずに、実際にあってから運命の子を見つけ出してあげることが最も重要なことですよ。










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です