キャットフードに含まれている人工添加物は要注意!猫に害を及ぼす危険性があった!




キャットフードには、猫の栄養を補うためのたんぱく質などが使用されていますが、その他にも「保存料」「着色料」「香料」「甘味料」といった人口添加物が使われています。その人口添加物は人間が食べる食品にも使用はされているのですが、猫にとっては害を及ぼす危険性がある物だったのです。

人工添加物を摂取し続けると、そこから病気を引き起こし、最悪の場合死に至る可能性もあるのです。私の知っている猫も実際に、キャットフードに含まれている人工添加物を摂取し続け、病気にかかってしまった事があります。

今回はそんなキャットフードに含まれている人工添加物には、「どのような危険性があるのか?」について徹底的に追及していきたいと思います。何も知らずにキャットフードを愛猫に食べさせているあなたは、特に注意しなければいけないですよ。

目次

キャットフードに含まれる人工添加物とは?

そもそもキャットフードに含まれている「人工添加物とはどのような物?」と疑問に感じるかと思います。そんな人工添加物は人間が食べる食品にも使用されているのですが、人間には使用してはいけない危険な添加物を、キャットフードに使用している事が原因で病気になる可能性が高くなってしまうんです。

こちらではそのキャットフードに含まれている危険な、人工添加物をどうして使用しているのか、下記に詳しくお伝えしていきますので、人工添加物を知らないあなたは必ずチェックしておいて下さい。

食品の見栄えを良くする物

人工添加物を使用する理由として、飼い主の購買意欲を高める為、食品の見栄えを良くするものとして使われています。キャットフードの色彩をカラフルにしたり、美味しそうに見せたりしているんです。

実際にキャットフードを買うのは猫ではなく飼い主ですので、人間が食べる事が出来ないキャットフードを購入させる為に、人工添加物を使用し食品の見栄えをよくしていたんです。

品質が低下しないようにする

またそのキャットフードの品質を低下させない為に、保存料などといった人工添加物を使用されています。品質の低下したキャットフードは、猫の食いつきが悪くなるだけでなく、嘔吐や下痢などを引き起こしてしまう危険性があることから、人工添加物を使っているんです。

これだけ聞くと人工添加物は「良い物では?」と思われてしまうのですが、発がん性物質や健康状態を脅かす物質も含まれているので、とても良い物ではないのです。

酸化を防ぐ為には必要なもの

キャットフードの中には、脂肪が多く含まれている物もあり、その保存状態を保つために人工添加物を使用されています。脂肪が多く含まれたキャットフードは直ぐに酸化してしまうので、その酸化を防ぐ為には必要なものなのです。

しかしそんな人工添加物に含まれる酸化防止剤は、すべて危険な物質というわけではなく、ハーブなどから生成された天然型と呼ばれる酸化防止剤は安全だと言われています。そのハーブなどから摘出した成分には、ビタミンEなどが多く含まれており、猫の体の健康には良いとされているんです。

大量生産するため

人工添加物は、キャットフードを大量に生産しそれらを長持ちさせる為だけに、使用している場合もあります。そんな人間の都合だけの為に作られたキャットフードは、とても良い物とは言えないのです。

また大量生産するキャットフードの原材料があまりにも酷いため、効力のある人工添加物でごまかしている事も実際にあるので注意しなければいけないのです。

キャットフードには隠されたルールあった!

猫に害を及ぼす危険性のある人工添加物だけでなく、実はキャットフードには他にも危険をもたらす隠されたルールがあったのです。それは、「キャットフードの配合成分の20%未満は表記しなくても良い」というルールなんです。

つまりキャットフードを作る業者の都合で、猫にとって有害な健康に悪影響を及ぼすような物を使っていても、記載していない可能性があるからなんです。もちろんキャットフードの製造にかかる基準や規格には、それぞれ定められた量がありますが、その20%未満は隠されている事も実際にあるんです。

人間の食品には含まれていない物まで使用されていた

人間が普段食べる食品にも、人工添加物は使用されているのですが、キャットフードには人間の食品に含まれていない物まで使用されているんです。例えば、とても食べることができない油やエンジンオイル、工業用油脂を酸化防止剤として使っているキャットフードがあります。

他にも殺虫剤や駆除剤、除草剤などが使われている事もあるんです。そのような物が使われているという事は、猫の体の健康状態が悪くなる可能性も高まりますよね。たとえそんな添加物が使われていたとしても、キャットフードには「保存料」としか表記されていない場合もあるので、注意が必要なんです。

猫が人工添加物を取り入れ続けるとどうなるの?

そんなキャットフードに使用されている人工添加物を体内に取り入れ続けてしまうと、一体どうなるのか気になるポイントだと思います。人工添加物を取り入れても、猫の健康に何も問題なければいいのですが、悪影響がある為害を及ぼす危険性があるんです。

こちらではそんな人工添加物を取り入れ続けた猫が、どのような状態になってしまうのかについて詳しくお伝えしていきます。下記にお伝えしていく状態を十分に理解し、人工添加物の恐ろしさを知っておくことも必要だと私は思います。

人工添加物の中には体内に取り入れてしまった事で、発がん性物質に変化する添加物があるんです。そのような物を取り入れ続けてしまった結果、猫が癌になってしまったケースも少なくはないのです。

実際に私の知っている猫も、発がん性の高い人工添加物を知らず知らずのうちに摂取し続けた事で、癌となってしまい命を落とした子もいるんです。そうならない為には、そんな恐ろしい添加物を与えない事が大切だと思います。

アレルギー

今まで何のアレルギーもなかったのに、人工添加物を取り入れ続けた結果、アレルギーを引き起こしてしまう事もあるんです。猫よって様々なアレルゲンがありますが、人工添加物を取り入れてしまった事で、大好きな食べ物がアレルギーとなってしまうことが実際にあるんです。

その原因は遺伝子に影響を及ぼし、アレルギーになると言われています。猫がアレルギーになってしまうと、そこから重症化してしまい、命を落としてしまう子も中にいます。そうならない為にも、放っておかず一度獣医に相談することが大切なんです。

皮膚病

人工添加物の中には、脱毛や抜け毛が増えるなどの症状が見られる皮膚病になる恐れもあるんです。他にも「痒がる」「フケが多い」「皮膚があれる」などの症状も、皮膚病にかかっている可能性があります。

皮膚病は、ノミやダニなどの寄生虫の寄生を許してしまったことや、アレルギーが主な原因なのですが、人工添加物を取り入れ続けてしまったことでも、引き起こしてしまうんです。

臓器障害

また、様々な臓器障害を引き起こしてしまう危険性もあります。人工添加物には油脂などの酸化を防ぐ保存料が使用され、キャットフードを長持ちさせていますが、その酸化防止剤が、肝臓や腎臓などの臓器にダメージを与え、臓器障害を引き起こしてしまうんです。

特に肝炎など肝臓に疾患を抱えた猫や、腎炎や胃炎といった病歴がある子は、症状を悪化させてしまうことにも繋がりますので注意が必要です。微量の摂取なら問題はないと言われていますが、人間用の食品には禁止とされているので、猫の体に良い物質ではないことは確かです。

異常行動

人工添加物には、異常行動を起こす作用があるとも言われています。今まではおとなしい性格だったのに、怒りやすくなったり、食欲が異常に増してくることもあるんです。

実際に私の知っている小食の猫が、キャットフードを沢山食べすぎてしまうといった異常行動を起こしたケースがあります。その他にも異常行動は様々ありますので、「いつもと少し様子が変だな」と思った場合は、人工添加物に見られる症状と疑い、キャットフードを与えるのを控えた方が良いかもしれないですよ。

奇形児が生まれる場合も

人工添加物を取り入れ続けてしまうと、様々な病気になる可能性もありますが、遺伝子DNAに影響を及ぼしてしまい、これから生まれてくる子猫が奇形児で、生まれてくる危険性もあるんです。

一般的に子猫が生まれてくるのは4~5匹ほどとされていますが、その事が原因で2匹が奇形で生まれてきたことが実際にあるんです。また奇形児で生まれてくるだけでなく、そのすべての子猫を流産や死産などになる可能性も高いと言われています。

人工添加物を食べてもうちの猫は健康だと思っていても、遺伝子が影響され次に生まれてくる子猫に危険を及ぼす可能性もないとは言えないのです。

キャットフードに使用されている特に危険性の高い人工添加物

猫に害を及ぼす人工添加物といっても、様々な原料が使われているので、どんな物が危険なのか分からないと思います。人工添加物の中には強い毒性を持ったものや、微量なら問題ないとされている物など、様々あり具体的にどのような物を避けるべきなのか、こちらで徹底的にお伝えしていきたいと思います。

もし下記でお伝えする人工添加物が、キャットフードを選ぶ際に記載されていたら、絶対に購入するのを控えることをお勧めします。特に危険性の高い人工添加物は、命にも関わる恐ろしい物という事を、十分に理解することが愛猫を守る為にも大切なんです。

エトキシキン

エトキシキンは食品添加物というよりも、畑などに使用されている農薬なんです。そんな農薬が人工添加物に含まれているという事は、説明しなくても分かるはずです。

主に酸化防止剤として使われているのですが、エトキシキンは日本では食品添加物としての使用が、許されていない危険な物なんです。ですが許されていない物でも、キャットフードに20%未満しか表記しなくていい事もあって、混入されている場合も実際にあるのです。

エトキシキンを取り入れてしまった猫はどのようになるのかというと、癌(悪性のリンパ腫)で、最悪の場合数十日で命を落とすこともあるんです。大切な愛猫の命を守る為にも、キャットフードに記載されている「エトキシキン」という言葉を忘れないようにしておいて下さい。

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)

BHAはブチルヒドロキシアニソールの略で、こちらも同様に癌にかかりやすいと言われており、猫だけでなく他の動物が命を落としている薬品なんです。実際に動物実験で、悪性リンパ腫になった結果を残しているとても危険な物が食品添加物に使用されていたんです。

BHAは主にガソリンの酸化防止剤として使われていますが、キャットフードだけでなく、輸入食品に使用されている事も多い為、あなたも気をつけなければいけないですよ。日本国内では使用されることはほとんどなく、主に海外で使われている危険な物なんです。

BHT(ブチルヒドロキシトルエン)

BHTとはブチルヒドロキシトルエンの略で、エトキシキンやBHAと同じ発がん性のある危険な薬品なんです。このBHTは本来であれば、石油などの酸化防止剤として使われるのですが、キャットフードの人工添加物の中にも使用されていることがあります。

昔はこのBHTを人間が食べる食品にも使用されていたのですが、発がん性がある事を知り、使用されることはほとんどなくなりました。ですが、そんな危険な物を現在でも、キャットフードの食品添加物として、使用している所も実際にあるので注意が必要です。

プロビレングリコール

プロビレングリコールは、ペットフードの安全法により食品添加物の使用を禁止されている薬品です。しかし、着色料の溶剤やキャットフードの保温するのを目的として使用されることもあり、一概には口に入る事はないと言えない危険な物なのです。

もしプロビレングリコールが混入したキャットフードを食べてしまうと、赤血球に異常をきたし、様々な病気にもなりかねないので注意しなければいけないのです。

亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは主にキャットフードの着色料として使用されるもので、キャットフードの主原料に使われる肉や魚に含まれているアミンという成分と、体内で2つ結びつくと化学反応を引き起こし、発がん性の高い物質に変化する危険な物なのです。

そんな危険な物なのですが、変色や細菌の繁殖を防いだり、色鮮やかな色に見せる事ができることから、使われていることが多いのです。しかしこの物質もペットフード安全法で使用を認められていながらも、使用する上限は定められていたんです。

たとえ上限を定められていたとしても、危険な物に変わりはないので、気をつけなければいけないのです。また亜硝酸ナトリウムだけでなく、亜硝酸カリウムも同様に発がん性の高い物質と言われているので注意して下さい。

没食子酸プロピル

没食子酸プロピルは上記でお伝えした、BHAやBHTと同様に発がん性の高い物質です。しかもその物質より強力な為、発がん性だけでなく、肝臓などの臓器にも損傷を引き起こすと言われるほどの強い毒性を持っているんです。

主に人工添加物の、酸化防止剤として使われているので、没食子酸プロピルが混入していないか必ず確認するようにした方が良いと思います。

グリシリジン・アンモニエート

グリシリジン・アンモニエートは、キャットフードの食いつきを良くする為に、甘味料として使われている食品添加物です。しかしこの添加物は、人間の食品には禁止されるほどの危険な物だったのです。

その理由は、安全性が確認できない為と言われており、そんな安全を確保できない物まで、キャットフードに使われているのが現実なんです。グリシリジン・アンモニエートを体内に取り入れてしまうと、様々な症状が現れる場合もあると考えられているので注意が必要です。

着色料

人間の食品にもその見た目を良くする為に、着色料を使われている事もありますが、人間と違い猫の目は色の識別がはっきりとできないので、着色料が使われている意味が全くないのです。

どうしてそんな無意味な着色料を使うのかというと、その見た目を人間に美味しそうと思わせ、購入意欲を高めさせる為だったんです。そんな着色料の中にも、猫にとってとても危険な物がありますので、下記にまとめてお伝えしていきたいと思います。

赤色2号・赤色104号

赤色2号と赤色104号は、石油から作り出された着色料なんです。そんな着色料がキャットフードに使われているなんて、説明しなくても危険だという事はお分かりできると思います。

海外では使用が禁止されているのですが、日本では使用されている所も実際にあるので注意が必要です。しかも発がん性が認められているほどの、大変危険な着色料なんです。

赤色3号・赤色40号

赤色3号と40号も、石油から精製された着色料です。こちらも発がん性が認められている大変危険な物なんです。赤色40号に関しては発がん性だけでなく、アレルギーを引き起こす危険性も兼ね備えているので、十分に注意しなければいけないのです。

青色1号・青色2号・青色3号

この3つの着色料も、赤色と同様に石油から作り出された物なんです。赤色よりも発がん性は低いと言われていますが、危険な物質という事もあり海外では禁止されている着色料です。

青色2号だけは、発がん性だけでなく染色体異常や、免疫力の低下が報告されています。特に老猫や子猫などといった免疫力が弱い猫に与えてしまうと、命の危険を伴う恐れがありますので注意しなければいけないのです。

黄色4号・黄色5号

こちらも赤色と青色と同じ石油から、作り出されていたんです。上記の着色料よりは発がん性のリスクは低いとされていますが、アレルギーを引き起こしたり、ぜんそくになる原因にもなってしまうんです。

他にもアレルギーが原因で、蕁麻疹(じんましん)を引き起こす可能性もあるとも言われています。

このように危険な着色料といっても様々ありますので、着色料だからといって甘く見ず十分に警戒しておく必要があるんです。

ゾルビン酸カリウム

ゾルビン酸カリウムは、主に防腐剤として使用されている物質です。そんなゾルビン酸カリウムを体内に摂取してしまうと、染色体異常や遺伝子異常を引き起こしてしまう可能性があるんです。

更に亜硝酸ナトリウムを同時に体内に取り入れてしまうと、発がん性物質に変化する危険性もあるほどの、恐ろしい物質なんです。

特にウェットタイプが危険

人工添加物の中でも、特に危険とされている物質を紹介してきましたが、特にキャットフードの中でも危険とされているのは、ウェットタイプなんです。ドライタイプだと水分量が10%以下に比べ、ウェットタイプだと水分量が75%以上もあるんです。

「どうして水分量が多いと危険なの?」と疑問に感じると思いますが、一般的に水分量が多いと、その品質を保つのが難しくなってしまう為、様々な人工添加物を使用している可能性が高まるんです。

もちろんすべてのウェットタイプが危険というわけではありませんが、その可能性も高まりますので参考にしておいて下さい。

キャットフードの食品添加物よりさらに危険な物があった!

キャットフードに使われている食品添加物は危険だと、何度もお伝えしてきましたが、その食品添加物よりさらに危険な物があったんです。キャットフードのコストを軽減し低価格で大量生産を実現するためには、本来食べてはいけない物まで混入させている事も実際にあるんです。

そのような物を食べ続けていると、健康を害するだけではなく、命に関わる可能性もあるのです。下記ではそんなキャットフードの食品添加物より、さらに危険で恐ろしい物はどんな物なのか、お伝えしていきますので愛猫の健康を守る為にも必ずチェックしておいて下さい。

副産物

副産物とは簡単に言うと、人用に加工された肉の残りの事を言います。「人用に加工された肉の残りなら安心なのでは?」と思うかもしれませんが、副産物にはとても食べることができない目玉や内臓、骨、血液、脳などの部分まで使用されているんです。

本来破棄するレベルの物まで、無理やり使用している可能性もあるので、十分な注意が必要なんです。

ミール・パウダー・粉

キャットフードに表記されている、ミール・パウダー・粉もとても危険な物なんです。パウダーや粉であれば、粉末状にした物とイメージがつくかもしれませんが、ミールも同様に粉状にした物を言います。

どのような物を粉状にしているのかというと、主に肉類をペースト状になるまで加工しているんです。「肉なら安心なのでは?」と勘違いしやすいのですが、ミールには「死肉」「病気だった動物の肉」「負傷した動物の肉」「死にかけている動物の肉」などが含まれています。

そんな本来であれば食べてはいけない肉まで、ペースト状になるまで加工されているのが現実なんです。そのような物を食べてしまった結果、何らかの病気にかかってしまう可能性も十分にあるので、食べさせない事を私はお勧めします。

猫に安全性の高い添加物はないの?

猫の健康を害する食品添加物ばかりなら、どんなキャットフードを与えたら良いのか分からないですよね?キャットフードには主原料の肉や魚などの酸化を防ぐ為には、酸化防止剤が必要なのですが、人工のものではない天然の酸化防止材を使っている物であれば、猫の健康を害する事なく与える事が出来るんです。

そんな天然の酸化防止剤とはどのような物なのか、下記にお伝えしていきますので、安全性の高いキャットフード選びの際の参考にしておいて下さい。

ローズマリー・緑茶・グレープフルーツ摘出物など

天然の酸化防止剤は何かというと、ローズマリーや緑茶、グレープフルーツなどから摘出した物です。その成分は人工のものと違い、「ビタミンE」が含まれているので安全性も高いんです。

特にローズマリーの摘出物は、人間の化粧品などにも多く使われているほど、安全性の高い添加物ですので、キャットフードを選ぶ際には酸化防止剤に記載されていないか、一度チェックしてみて下さい。

アスコルビン酸

上記でお伝えした天然の酸化防止剤には劣りますが、アスコルビン酸も安全性の高い物質です。アスコルビン酸は人工的に作られた「天然型」と呼ばれる物質で、自然由来の成分が使われています。

人工添加物の中でも、格段に安全性が高く、ビタミンCを酸化防止剤として使用されています。

トコフェロール

トコフェロールも人工的に作られた天然型ですが、アスコルビン酸と同様に安全性の高い物質です。トコフェロールは、天然の酸化防止剤のビタミンEと同じ成分で作られています。

ビタミンEは人間も同じなのですが、過剰に摂取しすぎると、下痢や便秘になる恐れもありますので、与えすぎには注意する必要があります。

ミックストコフェロール

トコフェロールの他にも、ミックストコフェロールと呼ばれるビタミンEの混合物もあります。「人工の混合物なのに安心なの?」と思うかもしれませんが、自然由来の成分から作り出されているので、合成の添加物より格段に安全性は高いと言われているんです。

たまにミックストコフェロールは混合物という事から、猫の健康を害すると聞いた事がありますが、一概にもそうとは言い切れないのです。

キャットフードで猫の健康を確保する為には?

キャットフードに含まれているそんな人工添加物から、愛猫の健康を確保するためには、一体どのような事をしていけばいいのか不安に感じてしまいますよね。キャットフードを与えないのも一つの方法ですが、そんなことをしてしまうと栄養不足から体調を崩してしまう可能性もあります。

こちらではそんなキャットフードで猫の健康を確保する為に、飼い主のあなたができることを徹底的にお伝えしていきますので、キャットフードを選ぶ際の参考にしておいて下さい。

原材料欄を必ずチェック

キャットフードの原材料欄には決まりがあり、左上から多く使用している順に原料が記載されています。その左上のはじめに、トウモロコシやサツマイモなどといった穀物性たんぱく質が表記されている場合は、あまりお勧めは出来ません。

猫は元々肉食動物なため、動物性たんぱく質が必要不可欠なんです。そんな栄養の観点をふまえ、高たんぱくで穀物不使用なキャットフードが望ましいのです。また別項でもお伝えした、「ミール」や「副産物」は良質なたんぱく質ではないので、避けるようにした方が良いと思います。

先ずはどんな物がキャットフードに含まれているか必ずチェックし、猫の栄養にとって良い物なのか見極めて選ぶ事が大切です。

価格が低すぎるキャットフードは選ばない

キャットフードで猫の健康を確保するためには、価格が低すぎるキャットフードを選ばない事もポイントです。価格が低いとどうしても選んでしまいがちですが、価格が安いキャットフードには、かさ増しで人工添加物が豊富に混入している危険性や、大量生産をする為に保存料などを使用していている可能性も高まるのです。

また穀物によってコストを抑え、価格を引き下げている場合もあります。他にも価格が安いキャットフードには、廃棄肉が使用されている事も考えられ、健康被害のリスクも高まるのです。

「価格が安いキャットフードの値段はいくら?」って疑問に思いますよね。その値段は平均的に1㎏~2㎏程度のキャットフードで、¥600~¥800円ほどで売られている物は注意が必要です。できることなら、1㎏で¥1000円以上の物を選ぶ事を私はお勧めします。

副産物やパウダー・ミールがないもの

何度も言うようですが、副産物やパウダー・ミールがない物を選ぶ事が重要なポイントです。副産物やパウダー・ミールには、人間が食べることができない本来破棄するレベルの肉や、病気などで死んでしまっている動物の肉などを、無理やり商品化している可能性もあるからなんです。

もちろんすべての製造業者ではないのですが、実際にそのようなキャットフードを作られている所もあるので注意が必要です。

基本はドライフードを選ぶ

キャットフードには、ドライタイプとウェットタイプとセミモイストタイプの3つの種類があります。その中からキャットフードを選ぶ際には、基本はドライフードを選ぶことをお勧めします。

どうしてドライタイプのキャットフードが良いのかというと、ウェットタイプやセミモイストタイプだと、水分量が多い為品質を保つことが難しく、人工添加物の酸化防止剤や保存料を大量に使われている可能性が高いのです。

それに比べドライタイプは比較的に水分量が低いので、人工添加物の使用も少量に済んでいる。すべてが悪いとは言えませんが、キャットフードのルールとして20%以下の物は記載しなくても良いとルールがあり、私たち初心者には見極めがとても難しいと思いますので、基本はドライフードを選んであげると良いと思います。

できることなら無添加のキャットフード

愛猫の健康を守るためには、できることなら無添加のキャットフードが好ましいと思います。無添加のキャットフードには、人工添加物は一切使用されていないので、癌や臓器障害などの様々な健康状態を害する心配もないのです。

しかし無添加のキャットフードは、比較的に値段も高いので、すべての人が買えるような代物ではないんです。私も実際に無添加で穀物不使用の高たんぱくなキャットフードを与えていたのですが、お金が続かずランクを下げて与えた経験もあります。

そんな良いキャットフードを高くて買えないと頭を悩ませているあなたは、私のように穀物の少し多いキャットフードでも、それに合わせたサプリを使うと大切な猫の健康を守る事が出来ますよ。ですがやっぱり無添加のキャットフードが猫に一番害はない物ですので、お金に少しでも余裕がある場合は無添加の物を選ぶことをお勧めします。










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