子猫を拾ってしまった!こんな時どんな対処をすれば良いの?




目の前にもし子猫が捨てられていたら、あなたならどうしますか?ただ見て見ぬふりして、通りすぎますか?
それとも子猫を拾ってあげ、きちんとした対処を行い命を救ってあげますか?子猫は成猫と違い、免疫力が弱い状態なので、外にいる状態なだけでも命を落とす可能性も十分にあり得るんです。

私の知っている子猫もはじめは外にいた状態で拾ったのですが、栄養不足に陥っていて危険な状態でした。子猫の場合はそれだけ、少しの時間でも飲まず食わずの状態が続くと、栄養失調になり死に至ることもあるので、きちんとした対処を行う必要があるんです。

今回はそんな捨てられている子猫を、拾ってしまった時にどのような対処を行えばいいのか徹底的にお伝えしていきたいと思います。もし子猫を拾ってしまった時には、是非こちらの対処法を参考にしてみて下さい。

先ずは拾った子猫を保護する際の準備

捨てられている子猫を見かけた時には先ず、拾った子猫を保護する物を準備することが大切です。外に捨てられている子猫は、とても警戒心が強い状態なので、拾う際にひっかかれたりしてあなた自信も、怪我をしてしまう恐れがあります。

外にいる子猫に引っ掛かれてしまうと、その傷口から感染症をおこしてしまう可能性もあるので注意が必要なんです。子猫を拾ったことで、あなたにも被害が及ばないためにも、こちらでは子猫を保護するために必要な物をお伝えしていきます。

少し大きめのキャリーバッグ

子猫を拾う際には、少し大きめのキャリーバッグを用意することが大切です。抱き抱えて保護しようとすると、怯えている状態なので、暴れてしまいあなたをひっかいてしまう恐れがあります。

その為、子猫が入る位の少し大きめのキャリーバッグを用意することが必要なんです。もしキャリーバッグを用意出来ないときには、段ボールやケース等でもいいので必ず用意してあげて下さい。

捨てても構わないシーツやタオル

子猫の時は体温調整が出来ないため、体を暖めてあげる必要があります。からだが冷たい状態が続いてしまうと、子猫の場合、命を落とすことにも繋がってしまうんです。

その為、拾った際にはすぐに体を暖める必要があるので、子猫をいれるものだけでなく、シーツやタオル等を用意することも大切なんです。外にいる子猫は、皮膚にノミやダニ等といった何らかの寄生虫が寄生していることも、考えられるので使ったあとに捨てても構わない物を用意するようにしましょう。

軍手などの手を保護するもの

子猫を拾う際には、軍手や手袋などといった手を保護するものも必要になってきます。上記でもお伝えしたように、あなたにおびえている可能性も考えられ、抱きかかえる時に爪でひっかかれる事もあるんです。

生後3週間ほどの子猫の時は、ほとんど爪が出た状態なので、気をつけて抱きかかえたとしても、ひっかいてしまう事も十分に考えられます。外にいる子猫の爪は不衛生な状態となっている事から、ひっかかれた所からばい菌が体に侵入してしまい、感染症を引き起こす場合もある為、絶対に素手で触らないようにすることが大切なんです。

本当に野良猫なのかも確認しておく

子猫を保護する際に用意する物も大切ですが、その子猫が本当に野良猫なのかも確認しておくのも大切ですよ。外にいる子猫は野良猫だけでなく、飼い主がいて迷子になっている事もあるんです。

その為保護する際には、「首輪はしていないか」「最寄りの警察や保健所などで迷子届が出ていないか」などを確認しておく必要があります。最近では、猫にマイクロチップがつけられている事もあるので、「マイクロチップの有無」も動物病院で確認するようにして下さい。

子猫が迷子になった場合は、拾った場所の付近に飼い主がいる可能性が高いので、付近の住宅に聞いてみるのも良いと思いますよ。

次には必ず拾った子猫の体を温める

準備するものを用意し、子猫を保護した次には、必ず拾った子猫の体を温めなくてはいけないんです。子猫の時は成猫とは違い、体の体温を調整する事ができません。

「体温調整できなくても命には関係ない」と思うかもしれませんが、子猫とっては体温を維持できない状態はとても過酷な状況にいると同じで、体を温める事ができずに命を落とすケースもあるんです。

子猫同士がくっついている所を良く目にすると思いますが、あの状態は子猫同士で温めあい体温を調整しているんです。実際に私の知っている子猫も、一匹の状況で拾われ、温めるという事を知らずに大切な命を落とした子もいます。

それだけ「温める」という事は子猫にとって必要不可欠な行為なんです。こちらでは子猫を温める際にどのようにすればいいのかを、詳しく下記にお伝えしていきます。

清潔なタオルで風が当たらないようにする

人間にとって寒くない気候でも、体温調整ができない子猫にはとても過酷で、外の風に当たっているだけでも、体温が急激に下がってしまうんです。その為、拾った後には清潔なタオルで風を防いであげる事も大切なのです。

タオルで子猫の体を包むようにし、しっかりと体を温める必要があります。タオルが手持ちに無い場合は、自分の衣類などで包んであげるのも、風から子猫の体を守る事ができますよ。

できる事ならタオルだけでなく、風が当たらない保温性の高い箱やゲージなどがあれば、より最適な環境を作り出すことができると思います。

体が濡れている時は乾いたタオルを使用する

拾った子猫の体が濡れている時は、乾いたタオルを使用し、しっかりと乾かしてあげる必要があります。雨や水に濡れている状態は、体温の低下にも繋がりますので、一刻も早く乾かす事が大切なんです。

ずぶ濡れの状態で中々体が乾かないのであれば、応急処置としてドライヤーなどで乾かしてあるのも良いと思いますよ。それほど体が濡れている状態は子猫にとっては危険なので、直ぐに体を乾かす事が重要なのです。

ペットボトルなどで温める

お湯が入ったペットボトルや、カイロなど体を温めてあげる事も大切です。子猫の場合はたとえタオルなどで包んでいたとしても、徐々に体温が低下してしまう恐れもあるので、体温を維持するには暖かい物をそばに置いてあげる必要があるんです。

カイロやペットボトルにお湯を入れた物のどちらでもいいのですが、カイロの場合は子猫が噛んで破いてしまう危険性もありますし、ペットボトルにお湯を入れた物でも、熱過ぎてしまうと、やけどする恐れもあるのでどちらも注意しなくてはいけません。

その為どちらも、タオルで包み子猫の体温を維持するようにして下さい。ペットボトルにお湯を入れる方法をするのであれば、丁度ひと肌位の温度が子猫にとってはベストですよ。

他にも、電気毛布などで温める方法がありますが、温まり過ぎてしまい、低温やけどや脱水症状などになる恐れがあるので、あまりお勧めはできないです。

汚れていても体を洗うのはNG

子猫を拾った時に汚れていたとしても、綺麗にするためだからといって、体を洗うのは決してしてはいけないのです。体を洗うという事は、子猫の体温を奪うと同じ事で、体温の低下にも繋がってしまいます。

知らずにシャンプーで子猫の体を洗ったという事も耳にしますが、シャンプーで免疫力の低い子猫の体を洗うということは、何らかの皮膚病にもなりかねないので絶対に厳禁です。

よほど汚れていて不潔な状態の場合は、少し濡らしたタオルなどで子猫の体を拭きながら、ドライヤーやストーブなどで温風を当ててあげると、体温を下げずに体をキレイにする事ができますよ。私も実際にこの方法で、捨てられてた子猫の体をキレイにした経験があるのでお勧めですよ。

拾った子猫の状態を確認する

子猫を保護し、体温を確保した後は、子猫の状態を確認する必要があります。子猫の状態を確認する事で、「生まれてから何日なのか?」「病気はないか?」などが知ることができます。

生後間もない場合は、最も注意しなけれはいけない月齢ですし、病気がある場合は直ぐに病院に連れて行かなくてはいけないので、必ず確認しなければいけないのです。

私も始めはそうだったように、子猫を初めてみた時は「生後何日?」と戸惑ってしまい、分からない事も多いと思いますので、子猫の状態で分かるおよその月歳をお伝えしていきたいと思います。

もし生後間もない子猫の状態で、ミルクを3時間以上飲んでいない場合は、栄養失調になっている恐れもあるので、それだけ注意が必要なんです。

子猫の状態を確認する時も、体温を下げないようにする事を忘れずに注意してあげて下さい。

歯は生えてきているか?

子猫の状態を確認する時には、「歯は生えてきているか?」「生えてきていないか?」をチェックするのも大切です。もし歯が生えてきている状態であれば、およそ生後1か月程度で、免疫力も高まってくる年頃でミルクだけではなく、柔らかい物であれば食べる事ができますよ。

歯が生えてきていない場合は、まだミルクしか飲む事ができない状態ですので、あなたが飲ませてあげなくてはいけません。上記でもお伝えしたように、歯が生えておらず拾った時から3時間以上経過している時は、栄養失調になるかもしれないので、直ぐにミルクを飲ませてあげて下さい。

この時にミルクだからといって、人間が飲む牛乳を与えてしまうと、子猫にとっての十分な栄養を取ることができないだけでなく、お腹を壊してしまい下痢などをする恐れがあります。

子猫が下痢をするという事は、脱水症状や消化不良になり体力を失い、ひどい時には命を落とすことも考えられるので、必ず「子猫用」と表記されたミルクを与える様にしなければいけないのです。

踏ん張る力はあるか?

子猫の状態を確認する時は、踏ん張る力があるのかも、必ずチェックしてあげて下さい。子猫が足腰がしっかりとしておらず、踏ん張る力がなくフラフラと歩いている場合は、生後間もない可能性が高いです。

子猫の体が少し大きくて、ふらふらと歩いている時には、体力の低下も考えられるので、その時には一度獣医に相談する事も大切です。

目は見えているか?

「目は見えているか?」も確認する必要があります。子猫が目が見えていない状態は、およそ生後10日未満なので最も注意が必要な月歳です。

子猫の時はたとえ目が開いていても、まだ目が見えていない状態かもしれないので判別が難しいと思います。目が見えているか、確認する際には子猫の目の近くで、左右に指を動かし、目が指に追ってくるようであれば、目が見えている証拠です。

よく目が見えているか確認する時に、「指を目に当てる様にして、その時に目をつぶるようであれば目が見ている」と聞きますが、猫は目の上にあるひげでも感知する事でき、そのひげに触れる事で目をつぶることもあるので参考にしておいて下さい。

耳は聞こえているか?

子猫の耳が聞こえているか確認するのは、とても判別が難しいとは思いますが、子猫に呼びかけ耳をぴくぴくとするようであれば、耳が聞こえている可能性が高いです。耳が聞こえない場合は、呼びかけても無反応な事が多いと言われています。

耳が聞こえていない子猫は、上記の目が見えていない生後間もない年月ですので、一番注意が必要ですよ。

ですがたとえ耳が聞こえる月歳になっているにも関わらず、無反応な状態であれば、耳に何らかの病気を引き起こしている可能性も十分にあるんです。そんな状態が続いていると耳から重症化してしまい、合併症をおこしてしまう事もあるので、一度獣医に相談する事も大切なんです。

食欲がある状態ならミルクを飲ませる

子猫を拾った時に食欲がある状態を確認したのなら、栄養失調を防ぐためにミルクを飲ませる必要があります。子猫の食欲の有無を確認するには、子猫の口に指をあてて指を吸うような仕草をするようであれば、食欲がある状態と言われています。

もし食欲がない状態だった場合は、栄養補給を行わなければいけないかもしれないので、病院に連れて行くことも考えておいて下さい。しつこいようですがそれだけ子猫の場合は、飲まず食わずが続くと命に関わってくるんです。

子猫を病院へ連れて行き検査を受ける

次に子猫を病院へ連れて行き、検査を受けさせる事も大切なんです。外にずっといた子猫は必要な栄養も十分に取れていなかったり、過酷な外の世界にいたことで衰弱している事も実際に多いんです。

病院にきちんと連れて行くことで、子猫に必要な栄養を摂取する事ができ、子猫の健康状態も把握する事ができますよ。他にも、感染症の検査やワクチン接種をする事もできるんです。

猫の感染症は、人間にも感染する病気もあるので、絶対に病院に連れて行く事が重要なのです。「病院での費用はいくらかかるの?」と不安になる事もあると思いますので、こちらでは拾った子猫の検査方法や費用までお伝えしていきたいと思います。

体重や体温測定

拾った子猫を病院に連れて行くと、先ずは体重や体温測定を行われます。体重測定をする事によって、子猫の食事量が適正かどうか判断することができます。

体温測定はお尻にさし、健康な体温か検査します。ちなみに成猫の平熱はおよそ、37.5度~38.5度で、子猫の場合の平熱は38度~39度と成猫に比べやや高めの体温なので参考にしておいて下さい。

便の検査

外にいた子猫は寄生虫に寄生されている恐れもあるので、病院では便の検査も行われます。病院によっても検査方法は異なりますが、一般的に便の「硬さ」「色」「匂い」などを診て、顕微鏡で寄生虫の有無を確認するんです。

便検査をする場合には、長時間放置した便では正確な検査ができない為、2時間以内のうんちを病院にもっていく必要があるんです。ですが病院によっては、その場で便を採取するところもあるので、検査を受けさせる前に病院に一度聞いてみるのもいいかもしれませんよ。

便の検査費用は、病院によっても多少の変動はありますが、およそ一回の検査で¥700円~¥1000円程度で行うことができます。

血液検査

「血液検査なんかする必要あるの?」と疑問に感じると思いますが、血液検査をする事によって、便検査では分からなかった寄生虫やウイルスに感染されていないか知ることができます。

子猫には致死率が高い感染症などもあるので、必ず血液検査をすることが大切なのです。血液検査の費用は、検査方法にも変わってきますが、一般的に¥5000円~¥6000円ほどで行うことができますが、特定のウイルスを検出したり、血液系の疾患を調べる際には、別料金が発生するかもしれないので、参考にしておいて下さい。

尿検査

尿検査は病院によっては、行わない所もありますが、尿検査をする事で泌尿器系の疾患を調べる事ができるんです。子猫の時は自力で排尿をする事ができずに、体内に尿を蓄積してしまい、泌尿器系に何らかの病気を抱えている恐れもある事から、尿検査も行うと言われています。

尿検査の費用は、およそ¥2000円~¥3000円程度でする事ができますので、もし病院で検査をしなくてもあなた自身が頼んで、検査をしてもらった方がこれからの子猫の為にもなるはずです。

エックス線・心電図検査

エックス線・心電図検査は、子猫の体の中の細かな所まで見る事ができる検査で、上記で行った検査で病気の疑いが出たら、詳しく調べる事ができるんです。エックス線検査では、膀胱に異常が見られたときに尿路造影をすることができたり、腸や胃などにある異物を発見する為の消化管造影などもあるんです。

エックス線の単純撮影ではおよそ¥4000円ほどですが、「尿路造影」「消化管造影」などでは、¥8000円~¥9000円ほどかかってしまいます。

心電図検査は子猫の、「心室肥大」「不整脈」「冠状動脈」などの疾患を調べる事ができ、子猫の心臓の動きは正常なのか知ることができるんです。心電図検査の費用はエックス線検査よりも比較的安く、およそ¥2000円~¥3000円ほどで検査を受ける事ができますよ。

生後50日以上ならワクチン接種

拾った子猫を病院に連れて行き、生後50日を過ぎた子猫だった場合には、猫がかかりやすいと言われている病気に対する免疫力を高める為に、ワクチンの接種が行われます。

元々成猫に比べ子猫は免疫力が弱い為、人為的に感染症に対するワクチンを接種しておく必要があるんです、もしワクチンを打たなかったら、猫白血病や猫カリシウイルス感染症などを引き起こしてしまい、命を失った子猫も私は知っているので、絶対にワクチンを投与してあげて下さい。

生後50日を過ぎた子猫に1回目のワクチンを接種し、生後80日を超えた頃には2回目のワクチンを摂取するのは一般的と言われています。ワクチンを接種する費用は、1回の接種でおよそ¥4000円~¥7000円程度で打つ事ができますので、詳しくは獣医に一度聞いてみるのも良いと思います。

拾った子猫を飼う事ができない場合はどうする?

たとえ可愛そうな子猫を拾ったからといって、「ペット可の賃貸ではない」「猫アレルギーで飼う事ができない」など様々な事情から飼う事ができない場合もあります。一度拾った子猫の命を守る為にも、ご自分で飼う事が一番なのですが、そうとは限らないのが現状ですよね。

そんな時は、あなたの代わりの里親を探してあげる必要があります。飼えないからといって、また外に子猫を投げるような事は絶対にあってはいけないのです。

こちらではそんな様々な事情から飼う事ができないあなたの為に、里親を見つけ出す方法を徹底的にお伝えしていきます。里親を探すという事は簡単な事ではありませんが、下記のすべての方法を試して、絶対に拾った子猫を愛してくれる飼い主を見つけ出してあげて下さい。

募集チラシを作成し配る

拾った子猫の里親を探す方法の一つ目は、里親募集チラシを作成し配るという方法があります。募集チラシを作成する際には、「子猫の写真」「性別」「特徴」などを必ず記載し、里親になる方に精一杯のアピールをする事が大切です。

忘れてはならないのは、ご自分の「お名前」「住所」「連絡先」などもチラシに書いておかないと、子猫を欲しいという方が現れても、チャンスを逃してしまいますよ。

近隣の方に聞いてみる

捨てられた子猫の里親を探すためには、近隣の方に聞いてみるのもいいかもしれません。最もポピュラーの方法ですが、私も実際に拾った子猫の里親を探した時に試した方法で、結果、里親を見つける事ができました。

こちらの方法で近隣に聞いてみる場合は、子猫を抱えて歩くのではなく、一度近隣の方に聞いてみて興味がある方だけに、ゲージなどに入れ連れて行く事が大切です。もし抱きかかえて歩いてしまうと、子猫が外の世界に怯えてしまい、逃げてしまう事も考えられるからです。

動物病院にお願いしてみる

動物病院にお願いするのも里親探しの一つの方法で、動物病院は必ず動物を飼っている方が出入りする場所なので、稀にもう一匹欲しいという方も現れるんです。

動物病院にお願いする場合には、先ほどお伝えした里親の募集チラシを、人の目に入りやすい場所に貼らせてもらうようにしましょう。

インターネットやSNSで呼びかける

最近ではインターネットで里親募集の掲示板サイトが多く存在していて、そのサイトに登録する事で子猫の里親も見つけ出せるかもしれません。インターネットで「猫 里親 募集」と検索すると様々な募集サイトがあるので、そこから里親を探すのも一つの方法です。

「ツイッター」「フェイスブック」などのSNSも最近ほとんどの方が使われているほど、流行しているのでそこで里親を探すのも良いかもしれませんよ。SNSで里親を探す際には、「子猫の可愛い画像」「性別」「月歳」「特徴」「飼えない事情」などを一緒に載せると、見ている相手にもきちんと伝わり、里親を見つかる可能性も高くなると私は思います。

動物愛護団体などの施設に問い合わせる

動物愛護団体やボランティアグループなどの、施設に問い合わせて、里親を探す手伝いをしてもらうと、一人よりも里親を見つけ出す確率がぐんと上がりますよ。動物愛護団体は私たちの知らない里親探しのルートを知っているだけでなく、団体によっては里親が見つかるまで、そのまま子猫を引き取ってくれる施設もあるんです。

子猫を飼えない事情は様々あり、連絡をしにくいと思いますが、その事情を愛護団体やボランティアグループに伝え、一緒に里親を探しをしてもらうのも、子猫の幸せな未来を過ごせるようにする為なので、一度相談する事も大切なんです。

最後になりますが、このようにたとえ様々な事情で自分が拾った子猫を飼えなかったとしても、色々な方法がありますので、「猫を飼えないから、捨てられている子猫を見て見ぬふりをする」というような事は絶対にしないで下さい。

何度も言うようですが子猫は、免疫力がとても低く外にいるだけでも病気にかかる恐れもありますし、少しの時間栄養を取り入れないだけでも、栄養失調になり命を失う事もあるんです。

里親は100%見つかるわけではありませんが、子猫の幸せな未来の為にも、今までお伝えしてきた対処法を行い、命を守ってあげる事が今のあなたにできる事なのです。










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