子猫はいつからお風呂に入れても良いの?お風呂好きにさせる7つの手順!




子猫の時は体温調整ができない事から「お風呂に入れてはいけない」と聞いた事はありませんか?ですが子猫の時でも一定の期間が過ぎてしまえば、お風呂に入れても構わないのです。

母猫がそばにいればいいのですが、子猫は自力で排泄も出来ない事で、お尻や体などに排泄物がついた状態で徐々に体が汚れてしまう事も考えられます。そんな時にお風呂に入れてあげないと、衛生的にもあまり良くありませんよね。

猫は昔から綺麗好きな生き物として言われていますが、猫の先祖は砂漠に住んでいた事もあって、「水は危険」と察知してしまい本能的にとても濡れる事を嫌うんです。そのような遺伝子が組み込まれた猫をお風呂に入れるのは一苦労かもしれませんが、子猫の時からお風呂を慣れさせておくと、お風呂を好きになってくれる子もいるんです。

私の知っている猫も、子猫の時から慣れさせたおかげで、今ではお風呂好きになり、お風呂に自発的に入ってくる子も実際にいます。基本的には毛づくろいをして汚れを落とすのですが、毛づくろいにも限界があり、体をキレイにしきれなく猫ニキビなどができてしまう事もあるんです。

子猫のうちにお風呂に慣れておけば、水嫌いを克服できるだけでなく、猫の体のケアにも繋がりますし、お風呂に入れる際の負担を軽くすることもできますよ。今回はそんな子猫とあなたのお互いの負担を軽減していく為にも、子猫に気持ちいいと思われる位のお風呂を好きにさせる入れ方を詳しくお伝えしていきたいと思います。

子猫のお風呂はいつから?

子猫の時期は体温調整ができない為、体を濡らしてしまうと、風邪などといった体調不良を起こしてしまうと言われてきましたが、清潔な体を保つ為にもお風呂で体を洗ってあげる必要があるんです。

生まれたばかりの子猫の時は、成猫と違い自分の体を毛づくろいする事ができないので、体の汚れを落とす事も出来ないんです。母猫がいれば代わりにしてくれるのですが、いない時には飼い主のあなたが母猫に変わりキレイにしてあげる必要があるのです。

「そんな子猫はいつからお風呂に入れていいの?」と疑問に感じると思いますので、こちらでは子猫をお風呂に入れて良い時期や注意するポイントなどをお伝えしていきます。

子猫の目が開いてからの生後1ヶ月位

子猫をお風呂に入れる時期は、子猫の目が開いてから、生後1ヶ月位経ってからが良いと言われています。「目が開いていない状態の子猫はどうして入れてはいけないの?」というと、目が開いていない子猫は、まだ様々なものに対する免疫力がとても低い為、お風呂に入れた事によって体調不良を起してしまうかもしれないんです。

生まれて初めてのお風呂は、「はじめ」がとても肝心ですので、たとえ体をキレイにするからといって無理矢理入れてしまうと、これからの子猫のストレスの原因になる事もあるので注意が必要です。

子猫に使うシャンプーは?

お風呂に入れる際には、必ず猫用のシャンプーを使う事が大切です。シャンプーは全て一緒と思い込んで、人間用のシャンプーを使ってしまうと刺激が強すぎて、皮膚があれてしまいフケなどの原因にもなるからなんです。

それだけ猫の皮膚はデリケートなので、絶対に人間用のシャンプーは使ってはいけないのです。また皮膚病の病気を持っている子猫の場合は、どのシャンプーを使っていいのか獣医に相談する事も大切ですよ。

もし獣医に相談しないで猫用のシャンプーだからといって使ってしまうと、皮膚病の悪化にも繋がるので、そのような事は決してしないで下さい。

毎日の入浴はNG

子猫の体をキレイにするからといって、お風呂に毎日入浴させるような事は絶対にしてはいけないんです。1ヶ月が過ぎた子猫が少し免疫が高くなったからといっても、成猫に比べるととても低い状態なので、それが原因で体調を崩す恐れもあるんです。

体調を崩すだけでなく、皮膚が毎日の入浴によって乾燥してしまい、フケや体の痒みなどの原因の元になってしまうかもしれませんよ。

お風呂の傾度は?

「毎日の入浴はNGならお風呂の傾度はどの位にしたら良いの?」というと、一般的に猫の場合は年に1回~2回程度が良いとされています。たまに月に1回程度入れても大丈夫と耳にしますが、月に1回お風呂に入れていると、過剰なストレスを感じてしまい、体調不良を引き起こす原因になる恐れもあるんです。

子猫が排泄物を踏んでしまうような、緊急事態がない限りは、頻繁にお風呂に入れるのではなく、1年に1回~2回程度が猫にとってはベストと言われているので、参考にしておいて下さい。

子猫の体調も必ず確認する

1ヶ月が過ぎたからといって直ぐにお風呂に入れるのではなく、必ず子猫の体調も確認する必要があります。特に発熱や下痢などといった症状が見られた場合は、お風呂を控える様にしてあげて下さい。

熱があるのに子猫の体調を確認しないでお風呂に入れてしまうと、症状が悪化してしまい最悪命を落とすことにも繋がりますので、「確認するのを忘れた」という事は絶対に許されないのです。

子猫の体をキレイにしてあげたい気持ちは分かりますが、子猫の体調が良いか悪か状況を確認してから、お風呂に入れてあげるようにしましょう。

子猫をお風呂に入れるには準備が大切

子猫をお風呂に入れる時期などはお分かりして頂いたと思いますが、子猫のお風呂前には、様々な準備が必要なんです。猫は本来、水を嫌う生き物なので、何も準備しないままお風呂に入れてしまうと、暴れてしまう事やお風呂から逃げてしまう事も考えられます。

子猫をお風呂に入れる為の前準備をしておくことによって、時間をかけず効率的にお風呂に入れる事ができるんです。子猫の初めてのお風呂なら尚更、時間をかけてお風呂に入れてしまうと、それだけお風呂を嫌いになってしまう可能性もあります。

子猫にお風呂を好きになってもらう為にも、お風呂を入れる前には準備が大切なのです。「準備するのがめんどくさい」とは思わずに、必ず前もってお風呂を入れる際には準備しておくと、スムーズにお風呂に入れる事ができますよ。

シャワーの音やシャンプーの匂いに慣れさせる

猫は濡れる事だけでなく、シャワーの音やシャンプーの匂いが原因でお風呂を嫌いになる子もいます。そのようなお風呂を嫌いになる原因を取り除く為にも、初めてのお風呂から慣れさせておく必要があるんです。

周りの事をまだあまり知らない子猫だからこそ、はじめから慣れさせておくことでお風呂を好きになる可能性も高くなるんです。子猫をお風呂で生活させれば、なれるかもしれませんが、そんな可愛そうな事はできないですよね。

「どのようにして慣れさせる?」のかというと、近くでシャワーを少しずつ流してみたり、シャンプーの匂いを何度も嗅がせてみたりすると良いと思います。そうする事で、お風呂もスピーディーに済ませることもできるんです。

ブラッシングをする

お風呂に入る前には、ブラッシングも忘れないようにしましょう。猫の体の毛は抜けやすいので、お風呂に入れた際に不要な毛が抜けてしまい、体を洗う邪魔になってしまうからです。

他にもブラッシングをしてあげる事で、子猫自身の警戒心も和らぎ、時間をかけず効率的にも良いのです。短毛の子猫であれば不要な毛を取るだけでいいのですが、長毛の子猫なら毛の絡みなどもあるので、体を洗う時に絡まった毛が手に引っかかってしまい、子猫が痛いおもいをする恐れもあるので前準備には、ブラッシングは欠かせないのです。

手足の爪を切る

お風呂の前準備には、子猫の手足の爪を切る事も大切です。生後1ヶ月位の子猫の時はほとんど爪が出た状態なので、お風呂を入れた際に暴れまわって、洗っているあなたをひっかいてしまう事も考えられるからです。

「子猫をお風呂に入れたら暴れる」と思い、事前に爪を切っておく必要があるんです。爪を切る際の注意するポイントは、子猫に関わらず猫の爪の半分ほど下から神経が繋がっているので、そこを切らないようにしなければいけません。

その為、子猫の爪を切る時には、爪の1/4程度を目途に十分に注意して切ってあげて下さい。

子猫用のお風呂道具を用意する

子猫専用の、「洗面器」「バスタオル」「足ふきマット」「シャンプー」などを事前に用意しておく必要もあります。その猫専用のお風呂道具を用意しておくことで、直ぐに体を洗ってあげたり、洗った後でもスピーディーに体を拭いてあげたりすることができるんです。

耳のそうじをあらかじめしておく

お風呂を入れる前には、耳のそうじをあらかじめしておくことも大切です。耳そうじをしないでお風呂を入れた際に、万が一耳に水が入ってしまうと中耳炎になってしまう可能性もあるので、中耳炎の予防にも耳を掃除しておく必要があるんです。

猫の耳を掃除する時には、人間でも猫耳と言われるくらいの、塊の少ない耳くそなので、決して人間が良く使う耳かきを使用するのではなく、柔らかいガーゼなどを使い優しくそうじしてあげて下さい。

もし耳をそうじした際に、耳の中に傷をつけてしまった場合は、すぐに治るだろうと放ってはおかずに、一度獣医に相談する事も大切ですよ。

安心して子猫がお風呂に入ってもらう為の8つの手順

子猫をお風呂に入れる為の前準備が終わったら、いよいよ子猫をお風呂に入れていきましょう。ただやみくもに子猫をお風呂に入れてしまっては、お風呂嫌いになる原因になるかもしれないので、子猫が安心して入れるようにしっかりとした手順を踏んでおく必要があります。

こちらでは私が実際に行ってきたお風呂に入ってもらう為の7つの手順を、詳しくお伝えしていきたいと思います。私の知っている子猫もこの手順で洗ってあげた事で、今ではお風呂好きの猫になってくれたので是非参考にしてみて下さい。

1.適温はひと肌と同じ位の37度~38度

安心してお風呂に入ってもらう為にも、子猫にあった適温にする必要があります。一般的に人間が暖かいと感じる温度はおよそ40度~42度ですが、子猫の場合はひと肌と同じくらいの37度~38度が適温と言われているんです。

この温度がお風呂に入れる時の重要なポイントで、何度も言うようですが子猫の時は体温調整ができない為37度未満だと、体が徐々に冷えてきて体調不良を起こしてしまう恐れもありますし、38度を超えるような温度だとのぼせてしまい、脱水症状になる事も実際にあるんです。

そうならない為にも、子猫に合った適温の温度でお風呂に入れてあげる事が大切なのです。

2.マッサージするように首から尻尾の順で洗う

上記でお伝えした温度にして体を濡らした後は、首から体、尻尾の順で洗ってあげて下さい。「逆でもいいのでは?」と疑問に感じると思いますが、尻尾や体から洗ってしまうと、子猫が驚いてしまい上手く洗う事ができないんです。

首は猫の気持ちいい部位でもある事から、そこをマッサージするように洗ってあげることで、子猫にも安心感が生まれ洗わせてくれるんです。洗う際には子猫の名前を呼んであげたりすると、より気持ちいいと思ってくれるかもしれませんよ。

3.シャワーは弱くする

全身を洗ってあげた後は、シャワーでシャンプーの泡を洗い流してあげましょう。この時に注意するポイントは、「シャワーは弱くする」です。シャワーが強すぎてしまうと、猫の皮膚に直接刺激を与えてしまい、びっくりしてしまう恐れがあります。

その為、シャワーはできるだけ弱くして、上記でお伝えした首から体、尻尾の順に洗い流してあげて下さい。

4.顔は濡れたタオルで拭いてあげる

首や体、尻尾などはシャンプーを使いシャワーで洗い流しても良いのですが、子猫の顔だけは濡れたタオルで拭いてあげる様にすることが大切です。元々猫は水を嫌う生き物ですので、顔に水がついてしまうと、危険を察知してしまい逃げてしまう事も考えられます。

特に目にかかってしまうと怯えてしまう可能性もあるので、必ず顔だけは濡れたタオルで拭いてあげる様にしましょう。この時に注意するポイントは、滴るような濡れたタオルではなく、十分に水を絞ったタオルで拭いてあげて下さい。

5.シャンプーが残らないように綺麗にすすぐ

シャワーを弱くしてしまえば、泡を洗い流した際にシャンプーが残ってしまう事もあるんです。シャンプーが子猫の体に残ってしまうと、お風呂を上がった後毛づくろいをした時に、一緒に舐めってしまう可能性もあります。

ただでさえ免疫力の低い状態の子猫が、シャンプーをなめってしまった事で体調不良などを起こしてしまったことも実際にあるので、十分な注意が必要なのです。そうならない為にも、シャンプーが残らないようにして、綺麗にすすいであげる様にしましょう。

6.タオルで優しく水気を取る

シャンプーをキレイに洗い流した後は、タオルで優しく水気を取るようにします。普段あなたがお風呂から上がった後に、体をゴシゴシと拭くような行為は子猫にやってはいけないんです。

ゴシゴシと子猫の体を拭いてしまうと、毛が濡れた状態なので毛が絡まったり抜けてしまったりして、痛がる子もいるんです。それが原因でお風呂嫌いになった子も私は知っているので、必ず優しく水気を取るようにして下さい。

タオルで優しく体を包み込むように、押さえる様にして水気を取るのがベストです。少し難しいとは思いますが、お風呂好きになってもらう為にもこのような気遣いも大切なのです。

7.ドライヤーで乾かし、ブラッシングをする

十分な水気を取った後は、最後の仕上げでドライヤーで体を乾かし、ブラッシングをします。ドライヤーの音でも子猫はびっくりしてしまう恐れがあるので、必ずパワーは弱くし、少し離すように乾かすのがポイントです。

また、1カ所にドライヤーをあてすぎてしまうと、火傷の原因になるかもしれないのでこまめに動かして乾かすようにして下さい。長時間濡れた状態が続くと子猫の体温が下がってしまい、体調を崩してしまう事もあるので、出来るだけ早くドライヤーで乾かしてあげましょう。

続いて体が乾いたら、ブラッシングしながら「気持ちよかった?」などと声をかけてあげて、子猫にお風呂は安心できる場所と認識させる事も、お風呂を好きになってもらう為には大切な事なんです。

子猫をお風呂に入れる際にやってはいけない事

安心して子猫をお風呂に入れる手順はお分かりして頂けましたか?実は子猫をお風呂に入れる際には、絶対にやってはいけない事があるんです。

もしやってはいけない事を何も知らずにやってしまうと、お風呂を嫌いになるだけでなく、命に関わる場合もあるので、子猫をお風呂に入れようとしているあなたは、必ず知っておく必要があります。

目・耳には水を入れてはいけない

子猫をお風呂に入れる際には、目や耳などには水を絶対に入れてはいけないのです。特に目には注意しなくてはいけなくて、まだ見えて間もない子猫の目はとても敏感な状態なので、目に水が入った事で子猫が誤って目をひっかいてしまう事も考えられます。

他にも猫の耳は複雑な構造しているだけでなく、大変デリケートに出来ているので、水が入ってしまうと、中耳炎などの炎症を起こしてしまう可能性があり、症状が悪化すると死に至る事もあると、言われているので十分な注意が必要なんです。

もしうっかりして耳の中に水が入ってしまった場合は、猫の耳の中に息を吹きかけ、フルフルと首を振った遠心力で水を出してあげる良いですよ。

手足を押さえつけ無理矢理洗う

お風呂を嫌がっている子猫に対して、手足を押さえつけ黙らせるようにし、無理矢理洗う事が絶対にしてはいけません。一見虐待行為にも見えますし、これから先お風呂を好きになる可能性も低くなってしまいますよ。

その為、せっかくお風呂を用意したからといっても、子猫本人の機嫌を伺って入れる事も大切なのです。手足を押さえつけると余計に猫も暴れてしまい、あなたがひっかかれる事もありますので、お互いの為にはしてはいけない行為なんです。

人間用のシャンプーは絶対にダメ

先ほどもお伝えしたように、人間用のシャンプーは絶対にダメです。人間用のシャンプーは猫用のシャンプーとは成分が違い、とても洗浄力が強い為、子猫の体に必要な皮脂も余分に奪ってしまう可能性があります。

皮脂が奪われる事で、乾燥肌の原因にもなりますし、皮膚トラブルを招いてしまう事も考えられるので、絶対に人間用のシャンプーは使用しないで下さい。

シャワーを離し過ぎる

「どうしてシャワーを離し過ぎたらだめなの?」と疑問に感じると思いますが、シャワーを離し過ぎる事によって、気づかないうちに子猫の顔にかかってしまう事も考えられますし、たとえシャワーを弱くしたところで、猫の体に直接衝撃を感じてしまい、びっくりする事もあるんです。

私も始めはこのことを知らずにシャワーを離して洗った結果、子猫がびっくりしてしまい、お風呂から逃げ出した経験があります。一度そうなってしまうと、お風呂に慣れさせるのは一苦労なので、シャワーは離さずに体に近づけて洗う事が大切なのです。

体を濡らしたままにする

お風呂に入れた後に、ドライヤーなどで体を乾かすのがめんどくさいからといって、体を濡らしたままにすると、体温調整ができない子猫は過酷な状況にいると同じような事なんです。

もし体を濡らしたままにしてしまえば、徐々に体の体温が奪われてきて、命に関わる恐れもあります。そうならない為にも、濡れたまま放ってはおかずに、出来るだけ早く乾かしてあげる必要があります。

子猫と一緒に浴槽に入る

人間が入る浴槽に、子猫と一緒に入る事も厳禁です。子猫にしては未知の水の深さなので、怯えてたり暴れたりして、その場から逃げ出したい気持ちになるはずです。「子猫の体を抑えているから大丈夫」という気持ちで、浴槽に一緒に入ってしまうと、怯えから爪でひっかかれたりする恐れがあります。

まだひっかかれるだけなら良いのですが、ひっかかれた痛さでうっかり子猫を抱えている手を離してしまうと、水が目や耳に入るだけでなく、急激に水を飲み込んでしまい、窒息してしまうことも考えられるので、たとえ可愛くて一緒に入りたいからといっても、絶対にしてはいけないのです。

どうしてもお風呂を嫌がる子猫はどうしたら良いの?

安心して子猫にお風呂を入ってもらう手順を行っても、猫の性格によっては水嫌いを克服できない猫も中にはいます。「そんなお風呂を嫌がる子猫はどうしたら良いのか?」というと、最近ではお風呂に入らなくても体を洗う事ができる物もあるんです。

他にも工夫次第では、子猫の体をキレイにする事だってできるんです。こちらではそのようなお風呂を嫌がる子猫に、飼い主がやってあげることができる方法をまとめてみました。

暖かい蒸しタオルで体を拭いてあげる

お風呂を嫌がる子猫にできる1つ目の方法は、最もポピュラーですが「暖かい蒸しタオルで体を拭いてあげる」です。子猫のお風呂嫌いの原因は要するに、濡れる事なのでお風呂嫌いにはこの方法をお勧めしています。

ちょっとした汚れなら拭くだけでキレイになりますし、体を拭いた後に子猫が毛づくろいをして、清潔さを保ってくれますよ。体を拭いてあげる時に注意するポイントは、必ず暖かいタオルで拭いてあげて下さい。

水で濡らしたからといって、冷たいタオルで拭いてしまうと、体温の低下にも繋がるので絶対にしてはいけないのです。

水のいらない泡シャンプーを使う

最近では、猫用のシャンプーに「水のいらない泡シャンプー」が売られているんです。水のいらないシャンプーは食品成分100%ですので、体を毛づくろいなどして舐める事が合っても安心なんです。

猫の体についた汚れを落としてくれ、洗い流す必要もなく、タオルで拭きブラッシングするだけでいいのです。ホームセンターなどでも購入する事ができますので、お風呂が嫌いな子猫にはこの方法を試してみるのも良いと思いますよ。

何度も挑戦して気持ちいいと思ってもらう

お風呂を嫌がる子猫でも、何度もお風呂に挑戦する事で気持ちいいと思ってもらえるかもしれません。私の知っている子猫もはじめは死ぬほど暴れていましたが、何度か挑戦していくうちに、気持ちいいと思ってもらえるようになりました。

一度お風呂が好きと感じてしまえば、子猫自らお風呂場に向かうようになる子もいるので、諦めずに挑戦することも一つの方法です。ですが最初の方でもお伝えしたように、毎日お風呂に入れるような事は絶対にしないことが大切です。

最後になりますが、猫の先祖は砂漠という事もあって、遺伝子的に水は危険という本能がある生き物なのです。そんな遺伝子が組み込まれた猫でも、子猫の内からお風呂に慣れてもらえば、水を怖がることなくお風呂好きになってくれる猫もいるんです。

実際に私もこちらの手順などをして、お風呂好きの猫に大きく成長しました。何も世界の知らない子猫だからこそ、今のうちにお風呂に慣れてもらう事が重要なのです。今回お伝えしてきた方法をすべて試して、子猫にお風呂の気持ちよさを知ってもらい、快適なバスタイムをおくる事も、信頼関係を深めることにも繋がると私は思いますよ。










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