体重が増えすぎた猫は注意!肥満からくる恐ろしい病気がある!




うちで飼っている猫の体重が最近少し気になると、思ったことはないでしょうか?実は最近の飼い猫の体重が上昇してきている傾向があり、肥満や肥満予備軍が50%もいると言われています。

つまり2匹に1匹は、肥満や肥満予備軍になっているんです。猫が肥満になってしまうと、人間と同じように肥満からくる恐ろしい病気もあるので、十分に注意しなければいけないのです。そんな病気にかかってしまうと、大切な命を失いかねないので、飼い主のあなたが気をつけてあげなければいけないのです。

今回はそんな猫の体重に関する事について、原因や対策などを徹底的にお伝えしていきますので、もし「最近太ってきたな」と感じられた時には、下記を参考に体重をチェックし、猫が今どんな状態なのか知っておいた方が良いと思いますよ。

猫の平均体重は?

「そもそも猫の平均体重は?」と疑問に感じてしまうと思いますので、先ずは猫の平均体重についてお伝えしていきます。猫も人間と同じように標準体重というものがあるので、その体重に近ければ近いほど健康体だとも言われているので、飼い主のあなたは知っておいた方が良いんです。

ですが猫種によっても元々大きな体をしていて、体重がある子も中にはいますので、一般的とされている猫の平均体重を、紹介していきますので猫の体重を測る際の参考にして頂ければと思います。ちなみに猫の標準的な体重は、3~5㎏ほどだと言われています。

一年でほぼ決まる

猫は生まれておよそ半年で成猫になり、その後1歳になるまでは成長期なので少しずつ体が出来上がってくると言われています。猫が1歳を超えてからはほとんど変わらないとされているので、1歳の平均体重を保っている事が理想なんです。

そんな猫の成長の経歴をたどりながら平均体重をみていくと、以下のようになります。またこの平均体重は、標準サイズとされる猫の体重なので、猫種によっては異なってきます。

  • 0週間:100~130g(毎日体重が増えていなければいけない時期)
  • 1週間:220~280g(目が開いて猫らしい仕草をする様になる)
  • 2週間:280~330g(色んなものに興味を示して、感情表現ができるようになる)
  • 3週間:380~400g(乳歯が生えてきて、歩き回れるようになる)
  • 1ヶ月:450~500g(完全に乳歯が生えそろい、離乳食に変える時期)
  • 2ヶ月:900~1000g(体重が増えて体つきがしっかりし、徐々に乳歯が抜け永久歯に変わってくる
  • 3ヶ月:1.3~1.5㎏(永久歯に生えそろい、成猫に近づいてくる)
  • 4ヶ月:1.8~2㎏(餌を食べる量がふえ、やんちゃに動き回る)
  • 5ヶ月:2~2.5㎏(胃が大きくなり、一度にたくさんの量を食べられる)
  • 6ヶ月:2.5~3㎏(はやい猫で発情が始まり、太りやすくなる時期)
  • 7ヶ月:3~3.5㎏(縄張りを作る時期になり、マーキングでスプレー行為をするようになる)
  • 8ヶ月~10ヶ月:3.5~4㎏(この頃になると、それほど体重に大きな変化はなくなる)
  • 11ヶ月~1年:4~4.5㎏(体重をキープできる時期になる)

以上のように月齢ごとに体重が変わってくることが分かりますが、あくまでも平均体重の目安なので、参考にして頂ければと思います。

猫の1㎏は人間の10㎏

私たち人間と比較すると猫の体重が100g増えると、人間であれば1㎏増えた事になるんです。たとえばその猫の標準体重が4.5㎏だった場合、1㎏増えてしまうと、人間なら10㎏も太った事になってしまうんです。

私たちは1㎏太ってもあまり気にすることはないのですが、猫にとっては1㎏は大きな差になってしまうんです。そう考えると、その1㎏の差が肥満への第一歩を作ってしまうので、たとえ100gであっても簡単に考えてはいけないんです。

猫種でも標準体重は異なる

猫の種類によって体重は異なってきますが、犬の小型犬や大型犬と違って、体の大きさはそれほど変わらないので、体重に差が出てきても、2㎏~3㎏だと思います。しかし上記でお伝えしたように、1㎏の差が大きいので注意しなければいけないのです。

ですが飼い主によっても様々な猫の種類を飼っていると、思いますので猫種によって標準体重を知っておかないとその体重の差が、分からないのですよね。そこで以下に目安として標準体重と異なる種類を紹介していきますので、あなたの飼っている種類の猫と、どれほど変わってくるのかチェックしておいた方が良いと思いますよ。また標準体重と比べてもらう為にも、標準体重の猫の種類も共に紹介していきます。一般的に標準体重は重くても、5.5㎏ほどと言われているので一応参考にしておいて下さい。

標準体重の種類

  • 日本猫:3~5㎏
  • エキゾチック・ショートヘア:3~5.5㎏
  • エジプシャンマウ:3~5.5㎏
  • アビシニアン:3~5㎏
  • ソマリ:3~5㎏
  • スコティッシュ・フォールド:3~5㎏
  • マンチカン:3~5㎏
  • トンキニーズ:3.5~5㎏
  • ブリティッシュ・ショートヘア:4.5~5.5㎏
  • ヒマラヤン:3~5.5㎏
  • チンチラ:3~5.5㎏
  • ペルシャ:3~5.5㎏
  • ロシアンブルー:3~5㎏

標準より軽い体重の種類

  • シャム:3~4㎏
  • オリエンタル・ショートヘア:3~4㎏
  • シンガプーラ:2~3.5㎏
  • ジャパニーズ・ボブテイル:3~4.5㎏

標準より重い体重の種類

  • オシキャット:3~6㎏
  • アメリカン・ショートヘア:3~6㎏
  • フォレストキャット:3.5~6.5㎏
  • ベンガル:4~6㎏
  • アメリカンカール:3~6.5㎏
  • メインクーン:3~8㎏
  • ラフドール:3~7㎏
  • シャルトリュー:4~6.5㎏

以上のように、猫の種類によっても標準の体重より軽い猫もいれば、重い猫もいるとされています。

猫の適正な体重チェック方法

私たち人間であれば、体重計にのって体重を測る事ができますが、猫の場合は黙って体重計にのっていることをできないことが多い為、正確な体重を測るのが難しいと言われています。また、猫によっても個体差があり、骨格が小さい子や大きい猫までいるので、たとえ標準の体重が5㎏までだったとしても、その猫の体が小さければ肥満になっている恐れもあるんです。

そんな猫の適正な体重チェック方法で一番良いとされているのが、目と手で確認する方法と言われているんです。こちらではその目と手で適正な体重を割り出す方法を、お伝えしていきますので、あなたの飼っている猫の、体重をチェックする際に試してあげて下さい。

ちなみに私も飼っている猫の体重をチェックする時には、手と目で確認した後に体重計などに載せて、チェックしています。

体重不足の猫

体重不足の猫の場合は、手で触ると骨がゴツゴツしていて、肋骨や足の付け根の骨などを触る事ができるんです。また目で確認しても、体の骨の形が分かることができ、肉がほとんどない事も判別する事ができます。

猫の体を上から見ても、お腹と首あたりにくびれがあるように見え、まるで砂時計のような形になっているんです。ですが猫の種類によっては、長毛の猫もいて目では判断しにくいのですが、手で触ると骨付きが手に取れるので、長毛の場合は手で確認してあげると良いと思います。

他にも体重不足の猫の特徴として、頭の大きさに対して体が細すぎたり、小さすぎる事もあり、そんな猫の場合は栄養不足に陥っている可能性もあるので注意が必要です。

やや痩せ気味な猫

やや痩せ気味な猫も、触るとゴツゴツとした骨を確認する事ができますが、わずかに肋骨などの肉の層も触ることが出来ます。上から見る体重不足な猫と違って、お腹のくびれだけがあるので判別する事ができると思います。

一般的な野良猫に見られるのがこの体型で、やや体重が軽いですが元気な猫が多いと言われています。しかし栄養面に問題もある為、できる事なら今までより餌を多くしてあげた方が良いかも知れません。

標準の猫

標準体重の猫は触ると、少し肉付きが良いので、触り心地もフワフワとしていて、肋骨の骨などを触ることはできないんです。基本的に肋骨の骨に触れるか触れないかで、猫が太っているのか、痩せているのかを、判断する目安になると言われています。

もし猫の体の肋骨を触ってみて、なだらかに肋骨の感触が感じられたら標準の体重と言えます。脂肪も適度についており、お腹も出ることはなく、ウエストはスッキリとしています。

太り気味の猫

太り気味の猫の場合は、体全体が脂肪で覆われているので、骨のゴツゴツ感が全く感じられない事が多いんです。また触ると体はぷよぷよとしており、肋骨の感触を確かめるのは難しいと言われています。

目で確認しても、くびれがほとんどなく、お腹もややたるんでいる状態になっています。猫を上からみても、ウエストが太くなっている事が分かると思います。太り気味の猫の多くは、完全室内飼いの猫に多い傾向があり、飼い主にも気づかれないケースがほとんどだと言われているので、肥満にならない為にも注意が必要です。

肥満の猫

肥満の猫は見てすぐに分かるように、体の肉は垂れ下がり、お腹もぷよぷよとしていて、お尻も丸くなってしまっているんです。実際に私の飼っている子も一時期は、肥満になってしまった時期がありましたが、「本当に猫なの?」と思わせる位の体型をしていました。

手で骨を触ろうとしても、触るのは不可能な状態にもなっています。また横や上から見ても、くびれは一切なく、一言でいうと「ドン!」とした体型になっているんです。全体的にコロコロとしており、自分で毛づくろいも出来ない状態になることもあるそうです。

猫の体重が増えた事で肥満からくる病気

そんな猫の体重を確認した際に、もし肥満になっていると判断できた場合には、その肥満から引き起こしてしまう病気があるので注意しなければいけないのです。肥満の状態を放っておくと、命ににもかかわる病気もあるので、飼い主のあなたが気をつけなければいけないのです。

こちらではそんな猫の体重が増えた事で、肥満からくる恐ろしい病気を紹介していきますので、その肥満の恐ろしさを知っておいた方が良いと思います。私も実際に肥満にさせてしまった子もいるのですが、そんな恐ろしい病気を知った事でダイエットに踏み入りました。

呼吸器疾患

猫が肥満になってしまうと、肺などの呼吸にも負担をかけてしまい、呼吸器疾患を引き起こす事が考えられます。呼吸器が脂肪で圧迫されてしまい、呼吸がしにくくなってしまうんです。

少し動くだけでも息苦しくなってしまい、動かなくなる事で、そこから他の病気にかかる可能性もあるんです。私たち人間でも息苦しくなったら、休むように猫でも、肥満が原因で呼吸がしにくくなることで、動かなくなってしまう子も実際にいるんです。

また肥満から首回りに脂肪がついてしまうと、気道や気管などを圧迫されたことによっても、呼吸器疾患になる恐れもあるんです。

循環器疾患

猫に脂肪がつき体重が増え肥満になることで、循環器疾患を引き起こす事もあるんです。特に体重が増えたことで心臓に負担をかけてしまい、心筋症をはじめとする心臓病にかかってしまう可能性があります。

猫が自分で肥満の重い体を動かさなければいけない為、結果として筋肉に血を送り出すために必要な循環器の心臓に一番負担をかけてしまうんです。そんな負担をかけ続けていると、心筋症などの心臓病を引き起こし、最悪の場合突然死してしまう事もあるので、肥満には気をつけなければいけないのです。

脂肪肝

脂肪肝とは、肝臓に脂肪がついてしまう病気です。猫が肥満になってしまうと、血液中のコレステロールが高くなってしまい、その高まったコレステロールが肝臓についてしまうんです。

その脂肪肝を引き起こした結果、肝硬変や肝臓病などに繋がる可能性もあるので注意が必要なんです。私の知っている猫も実際に、脂肪肝から肝臓がんになってしまった子もいるので肥満を甘く見てはいけないんです。

糖尿病

人間でも糖尿病があるように、肥満猫の場合も引き起こしてしまう病気の一つと言われています。猫が餌などを食べ過ぎて肥満になってしまった場合、膵臓に大きな負担をかけてしまった事で、体内のインスリンの分泌量が以上になり、糖尿病を引き起こしてしまうんです。

また猫が糖尿病になってしまうと、そこから様々な病気を併発する危険性もあるんです。一度糖尿病になってしまうと、人工的に生成されたインスリンの投与が生涯、必要になることもあるので肥満には注意しなければいけないのです。

関節の病気

猫の体重が増えてしまうと、それだけ体にも負担をかけてしまい、関節の病気になる恐れもあります。足腰に負担をかけてしまったことで、靱帯断裂や関節炎、椎間板ヘルニアなどの様々な病気にかかる危険性もあるんです。

また肥満になってしまうと、緊急を要した手術であっても、麻酔の効果を薄めてしまい、病院での手術をそれだけ難しくしてしまう可能性もあるので、猫にとって肥満は良いものではないんです。

猫の体重が増える原因

「どうしてうちで飼っている猫の体重が増えてしまうんだろう?」と疑問に思ったことはないでしょうか?私も「普段と同じように餌を与えているのにどうして?」や「適度に遊んでいるのにどうして?」など頭を悩ました経験があります。

実はその原因のほとんどは、猫ではなく私たち飼い主に原因があったんです。そんな原因を私たちが取り除かなくては、猫がみるみると体重が増えてしまい、肥満になってしまう事も考えられるんです。こちらではそんな体重が増える原因をお伝えしていきますので、予防できそうなものは、あらかじめ飼い主のあなたが取り除いてあげる事が大切です。

運動不足

体重が増える一つ目の原因として、運動不足が考えられます。猫は餌などで摂取したエネルギーを運動で消費すればほとんど体重が増える事はないのですが、運動をしなかった事でそのエネルギーが脂肪へと変換されてしまい、太る原因にもなってしまうんです。

そうした運動不足を続けていくと、猫は太りだし動くのが辛くなってしまい、さらに運動不足になるといった悪循環が生まれてしまうんです。そんな運動不足を解消するためには、飼い主が十分に遊んであげたりすることも大切で、もし遊ぶ時間があまり取れないのであれば、キャットタワーなどを用意してあげるのも良いと思いますよ。

食事の量

猫の体重が増えてきたら、日々猫に与えている食事の量に原因があるかもしれません。食事を必要以上に与えていると、摂取したエネルギーが体内で余ってしまい、その結果脂肪に変換されてしまうんです。

またその子が可愛いからといって、食事以外にもおやつを与えすぎたりしてしまう事が原因でも、体重が増えることにも繋がってしまいます。そんなことにならない為にも、毎日の餌の量はキャットフードなどに記載されている適量を与える事が大切です。

最近飼い主の中には置き餌する人も多いと耳にしますが、置き餌は猫を太らせてしまう原因にもなるので、そのような事は絶対にしない方が良いと私は思います。

餌の種類

普段猫に与えている餌の種類でも、体重が増える原因にもなってしまうんです。キャットフードの種類によっては、猫が消化を苦手とする穀物系たんぱく質が豊富に含まれている物もあり、それが原因で猫が太ってしまう事もあるんです。

そんな消化が苦手な穀物系を摂取していると、上手く消化が出来なくなってしまい、体内に蓄積されていってしまうんです。また太るだけでなく、消化不良などを引き起こす原因にもなるので、キャットフードを選ぶのであれば、動物性たんぱく質が豊富に使われたものを与える事が、肥満などの予防にもなるんです。

去勢・不妊手術

猫は去勢や避妊手術をした事でも、体重が増えてしまう原因になってしまうんです。オスの精巣やメスの卵巣を手術で取り除く事で、体内のホルモンバランスが変わってしまい、食欲増進や基礎代謝の異常などを引き起こし、結果体重が増えて肥満になることにも繋がってしまうんです。

かといってそのような去勢や避妊手術をしないと、猫も増えてしまい結果育てられないという事にもなる恐れもあるので、完全室内飼いで1匹しか飼っていないのであれば、手術をしないことも考えられますが、多頭飼いであれば尚更、愛猫の為を思うのであれば手術はした方が私は良いと思います。

年齢

猫の体重が増える原因として、年齢も関係すると言われています。私たち人間でも年齢と共に基礎代謝が下がってしまい、今までと同じ食事の量を食べていたとしても、エネルギーが余り太ってしまうように、猫も餌量を変えていなくても、歳と共に基礎代謝がさがり、いつの間にか太っていたという事も実際にあるんです。

その為、猫の年齢を十分に理解して、その子に合った食事の量を与える事も大切です。

怪我や病気

「怪我や病気などになれば逆に痩せていくのでは?」と思われがちですが、怪我や病気が原因で体重が増える事もあるんです。例えば怪我によって、絶対安静とされた猫の場合は運動量が今までより比較的におちてしまうので太りやすくもなりますし、他にも関節炎や半身不随などの猫であれば、動きが制限されてしまい結果的に体重が増えてしまうんです。

また病気であっても、内分泌系の異常の病気であれば、体重が増えてしまう事があるんです。ちなみに内分泌系の病気は、猫のクッシング症候群や甲状腺機能低下症(バセドー病)などがありますので、一応参考にしておいて下さい。

性格も関係する

猫の体重が増える原因は様々ありますが、実は猫の性格も関係していたんです。人間でも、なまける性格や活発に動く人間など様々あるように、猫によっても個体差があるんです。

たとえば猫の性格で動くのがめんどくさいとなまける子もいれば、遊ぶのが大好きで走りまわっている猫も実際にいるんです。そんな猫の性格で特に注意した方が良いのは、動くのが嫌いなタイプの猫なんです。

動くのが嫌いな猫は運動不足になりがちになってしまい、結果体重が増えてしまう事にも繋がるので注意しなければいけないのです。

体重が増えた猫に対策はないの?

猫を太らせない為には私たちが、その原因を十分に理解して気をつけなければいけないですが、すでに体重が増えてしまった猫の場合は、肥満にさせない為にも何か対策をしなければいけません。

そのまま放っておくと、見る見るうちに体重が増えてしまい、肥満になるのを黙って待つしかないですからね。こちらではそんな体重が増えた猫にあなたがしてあげられる対策を、お伝えしていきますので、是非チェックしておいてください。

下記の方法は私が実際に試した対策でもあって、太った猫を標準の体重まで戻せた経験もあるので、是非参考にして頂ければと思います。

食事は適量にする

先ずは体重をこれ以上増やさない為に、食事の量は適量にして与える事が大切です。食事の量や餌のタイプを変えて、少しずつ量を減らすように心がけて与えてあげてやって下さい。

急に食事の量を減らしてしまうと、それがストレスにもなってしまうので、少しずつ減らすことがポイントです。猫は元々一気に食べてお腹を満たす生き物ではないので、その習性を活かして一回に与える量を少なくして、ある程度回数を増やしてあげた方が良いんです。

私は一日に与える量は、キャットフードの裏に記載されている適量を守り、はじめは回数を一日5回ほど与えて、カロリーコントロールをしていました。またそんな時にでも、絶対におやつは与えない事が重要です。

猫はその食事の量に慣れてくれれば、徐々に体重も減ってきて標準体重にまでおちる子も実際にいるんです。ちなみにそんな時に与えるキャットフードは、低カロリーのものを選んであげるのも良いと思いますよ。

運動させる

体重が増えた猫の運動不足を解消させる為には、運動させることが当然なのですが、実は運動でダイエットさせる事は難しいとされているんです。しかし餌だけではもちろん体重を落とす事も難しいので、適度な運動をさせることも大切なんです。

そんな猫に難しいとされる運動をどのようにさせるのかというと、私は食事の度に、キャットタワーなどの上に置き、適度な上下運動をさせていました。猫が食事のたびに運動する事ができるので、是非試してみて下さい。

しかし上下運動は太った猫の足腰の負担にもなるので、やり過ぎず適度にやらせる事が大切です。また上下運動が苦手な子の場合は、その子が好きなおもちゃで遊んであげるのも運動になるので良いと思いますよ。

体重チェックが定期的に

毎日の体重チェックも、体重が増えた猫には重要な対策です。体重計にのせて測るのも良いのですが、先ほどもお伝えしたように猫にも個体差があり、骨格の大きな子もいれば、小さい子もいるので、飼い主のあなたが手や目で猫の体をチェックしてあげる事が大切です。

そんな猫の体重をチェックしてあげる事で、愛猫の体重管理に意識が向くようになり、飼い主にもダイエット意欲が、沸くようになると思いますので私も体重チェックは定期的に欠かさずしていました。

無理なダイエットは絶対にしない!

猫の体重が増えてしまった事で、肥満になる恐れもありますが、無理なダイエットは絶対にしてはいけないんです。猫をすぐにも痩せさせようと、急激に食事の量を減らしてしまえば、栄養失調などになってしまうのでとても危険なんです。他にも無理なダイエットをさせてしまった事で、大きなストレスを溜めこんでしまい、ストレスから病気になってしまう事も実際にあるんです。

猫はそれだけ繊細な生き物なので、猫の健康の為にも無理だけは絶対にいけないのです。また運動をさせる時であっても、体の重たい状態で無理にダイエットさせてしまえば、体に負担をかけるだけでなく、転落などの事故の元にもなるので危険なんです。

そんな事にならない為にも、体重が増えてしまった猫をダイエットさせる時には、無理はせず適度に守ってあげる事が重要なんです。飼い主としては肥満にさせない為に痩せさせたいという気持ちは十分に分かりますが、猫にとっては無理なダイエットはとても危険ですので、注意しながら上記の対策を行ってあげて下さいね。










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