103-3 猫の毛色は一体何種類あるの?毛色の種類について徹底追及!




あなたは猫の毛色の、種類がどの位あるのかご存知ですか?猫を飼っているのであれば一般的な種類の、白、黒、白黒、茶トラ、キジトラ、サバトラ、三毛などはお分かりしていると思いますが、その他にも沢山の種類があるので、中々全種類の毛色を知る機会はないですよね。

また猫の毛色を表す呼び名が沢山あるので、「ポインテッドって何?」「キャリコって?」など私もそうだったように、不思議に思ってしまう事も沢山あるかと思います。そこでこちらでは猫の毛色は一体何種類あるのかについて、毛色の種類を私が知る限り徹底追及して毛色を紹介していきますので、どんな毛色があるのか気になるあなたは必見ですよ。

白の毛色は猫を飼っているなら、誰でも知っている白猫です。白猫は元々色素が薄い事から、両目の色が違う「オッドアイ」が生まれる確率が、他の毛色よりも高いんです。

また毛を白くする遺伝子が、毛色だけでなく音を感知する機能の発達を阻害してしまい、聴覚に障害を持ってしまう事もあるんです。そんな白の毛色の代表的な品種は、ターキッシュアンゴラやノルウェージャンフォレストキャットなどがいます。

黒い毛色の猫といえばジブリアニメの「魔女の宅急便」を思い浮かべてしまいますよね。日本でも多く見かける毛色でもありますが、黒猫をみると不吉だと言われてきた迷信もあるんです。

そんな不吉な迷信は、魔女の使いの黒猫からきていると考えられているんです。しかし最近では黒猫は「幸せを運んできてくる幸運の猫」と言われているので、もし黒猫を飼っているあなたは愛猫が幸運を運んできてくれるかもしれませんよ。黒猫の純血種として、ボンベイの猫種などがいます。

グレー(ブルー)

グレー(ブルー)の毛色は、その見た目は灰色ですが青みがかって見える事から、ブルーと呼ばれることがあるんです。そんな代表的な猫種は、ブルー御三家と呼ばれる品種で、ロシアンブルーとコラット、シャルトリューの3種類がいるんです。

グレーとブルーの区別が難しいと思いますが、毛色の種類で灰色がいたらどちらの呼び名でも良いと私は思いますよ。

チョコレート

チョコレートの毛色は黒の毛色とは違い、黒に茶色がかったチョコレートの色をした毛色の酒類になります。チョコレートの毛色をもつ猫種は珍しいのですが、品種の中にハバナブラウンの呼ばれる猫などがいます。

クリーム

クリームの毛色は、白色よりもくすんで見えて、実際のクリーム色よりも若干薄い色をしています。私のイメージでは、余裕を感じさせる高貴な印象がありました。そんなクリームの毛色をした品種は、ペルシャなどがいますよ。

レッド

レッドの毛色というと、赤をイメージしてしまうと思いますが、赤みがかった茶色の毛をした種類なんです。このように一般的なイメージと、猫の毛色の表現が異なる事もあるんです。その為、レッドの毛色した猫と言われた時には茶色を想像した方が良いですよ。

以上で紹介した毛色の酒類はすべて、全身単色になっていて最も分かりやすい種類になっています。また別名ソリッドカラーとも呼ばれていて、白い毛色であればホワイトソリッド、黒い毛色であればブラックソリッドと、呼ばれる事もあるので参考にしておいて下さい。

キジトラ

キジトラは、黒色と茶色のしま模様で構成されている毛色の酒類になっており、最も野性味が残っている猫です。毛色に白が入るとキジトラ白と呼ばれ、黒の毛色が濃いとキジトラ黒と表現されています。

またキジトラはメラニン色素の量が多いので、肉球の色は黒か茶色になる傾向があるんです。

茶トラ

茶トラは、全身に薄い茶色と濃い茶色のしま模様がある酒類になっています。そんな茶トラは遺伝子の関係で、オスが生まれる確率が80%もあるので茶トラのメスは珍しいんです。

また茶トラの縞模様に白が入ると「茶トラ白」と呼ばれていて、色素が薄い事から肉球はピンク色になっている事がほとんどなんです。

サバトラ

サバトラはキジトラの茶色の毛が、白くなった毛色の酒類になります。一見キジトラとサバトラの判別が難しいのですが、黒と白に近い縞模様で構成されていたらサバトラと思っておくと良いですよ。

しかし少しでも茶色の毛色が入っていたら、キジトラになるので注意して下さい。またその他にも、目がグリーンで肉球は茶色になることが多いです。ですがサバトラでも、足やお腹などに白が入ると「サバトラ白」と表現されることが多く、肉球はピンクになることもあります。

黒白

黒白の酒類は、その容姿がタキシードを着ているかのように見られる事から、別名タキシードキャットや、顔に白と黒の模様が「八」に見えることからハチワレと呼ばれる事もあります。

また全身が黒より白色が多いと、白黒と表現されたり、黒い毛色の模様でブチや牛柄と呼ばれる事もあるんです。そんな黒白の鼻はピンクになることが多く、肉球は黒とピンク色になります。

三毛

三毛の毛色は、白と黒と茶色が入り混じった種類になり、遺伝子の関係でメスが生まれる事が多く、オスが生まれる確率は3万分の1しかないんです。その為三毛でオスが生まれたら、その子は幸運の猫とされる希少な存在なんです。

また三毛と同じ三色の毛色をしていても、しま模様がある場合は、しま三毛と呼ばれています。そんな三毛は別名キャリコや、3色使いという意味からトリコロールとも呼ばれるほど三毛をあらわす表現は多彩なんです。

タビー(縞模様)

タビーとは縞模様の事ですが、タビーの内毛(アンダーコート)は1色の毛色ですが、外毛(オーバーコート)の毛先には異なる毛色が入っているんです。

タビーの判断は難しいと思いますが、毛のベースの色に違う色が入った模様があった場合は、タビーだと思っておくと良いですよ。そんなタビーのベースにシルバーが入っていて、黒の縞々模様があるとシルバータビ―と呼ばれ、茶色がベースになっているとブラウンタビーと表現されています。

その他にも様々な色のタイプがあるので、アイコン化している印象がありますが、代表的な品種でアメリカンショートヘアがいますので、そのアメリカンショートヘアの模様で私はタビーの毛色の酒類を判断してしまう。

スポッテッドタビー

スポッテッドタビーは上記でお伝えしたタビーの種類とは違い、体にブチ柄が入っているタイプになります。体全体に黒いブチ柄があらわれている特徴があり、ベースが茶色い毛色であればブラウンスポッテッドタビー、ベースがシルバーであればシルバースポッテッドタビーなどと呼ばれます。

そんなスポッテッドタビーは野生種と人工的に交配させた種類になっているので、野生的な性格をしている事が多いです。スポッテッドタビーの代表的な品種として、ベンガルやオシキャット、エジプシャンマウなどがいます。

マーブルドタビー

マーブルドタビーは、アメリカンショートヘアの模様に近いですが、毛色にいくつかの色が練り込まれたように見える種類になります。またマーブル模様をした特徴もあり、茶色と黒が模様に混ざっていたらブラウンマーブルタビーと呼ばれます。

その他にもシルバーマーブルドタビーなどもいて、猫の品種のベンガルなどにみられる種類になります。

マッカレルタビー

マッカレルタビーとは先ほど紹介した茶トラと同じ種類になるのですが、マッカレルタビーの中にはカメオマッカレルタビーと呼ばれる種類もいるので、茶トラの種類とも判別が難しいんです。そのカメオとはシルバーがかった毛色や、クリーム色が入った時に使われる色になります。

またマッカレルとは、魚のサバを意味していて、まるでサバのような模様をしている事から、マッカレルと名づけられています。そんなカメオマッカレルタビーと茶トラを判別するには、白い毛色やクリーム色がベースになっている種類を、カメオマッカレルタビーと判断すると良いですよ。

ティックドタビー

ティックドタビーは、1本の毛に2色以上の色が入っている種類になっており、体の色がまるでグラデーションがかっているかのように見えるんです。その容姿は神秘的で、猫の不思議を思わせてくれる種類なんです。

またティックドタビーは、こげ茶の毛色をしているとルディティックドタビー、茶色だとレッドティックドタビー、灰色だとブルーティックドタビー、薄茶色ならフォーンティックドタビーと呼ばれています。そんなどの種類も、1本の毛に2色以上の色が入っているんです。猫の品種でソマリやアビシニアンなども、このタイプの毛色をしていますよ。

サビ

サビは黒と茶色の2色の毛色で構成されていて、その黒と茶色の割合によって、赤さびや黒サビと呼ばれる事もあります。サビは三毛と同じように、メスが生まれることが多くオスは希少な種類になります。

またサビの中でも左右の顔の毛色が違うとブレイズと呼ばれたり、全身にしま模様があると麦わらと表現される事もあります。基本的には2色で構成されているのですが、サビの中には黒と茶と白が入っている猫も実際にいます。

&ホワイト

&ホワイトは色々なタビーと似ていますが、タビーと違うのは全身の毛色のおよそ3分の1から2分の1が白の毛色が入っていると&ホワイトになります。例えばシルバータビーの体の一部が白い毛色になっている場合は、シルバータビー&ホワイトと表現され、ブラウンタビーも同じように体の一部に白が入っていると、ブラウンタビー&ホワイトと呼ばれます。

このように&ホワイトは、体が白色と何かの模様やパターンによって構成されている時には、&ホワイトという表現が使われるんです。また模様やパターンだけでなく、単色で灰色の毛色に白が入っていたらブルー&ホワイトと呼ばれ、茶色であればレッド&ホワイトと表現しているんです。

ポイント(ポインテッド)

ポイント(ポインテッド)は、顔や足、耳、しっぽなどの体の末端に異なる毛色がある種類になっており、最も一般的なポイントは、シールポイントと呼ばれるタイプで、体の末端にこげ茶色やチョコレートの毛色が入っています。

その他にもポイントの中にも種類があり、末端にしま模様が入っていれば「リンクスポイント」、2色混ざり合ったモザイクのようなポイントなら「トーティポイント」などもいるんです。このポイントがある主な品種は、シャムやヒマラヤン、バリニーズ、ラパーマ、オリエンタルなどがいます。

その他

猫の毛色の世界はとても深くて、今まで紹介してきた毛色の種類の他にも伝えきれないほどの種類があるんです。例えばはっきりとしたヒョウ柄模様が見られる「ロゼット」や、猫の品種のターキッシュバン特有な毛色模様の、頭と顔だけに異なる色が入っている「バンパターン」、&ホワイトよりはるかに白い毛の部分が多い「ハーレクイン」などの種類もあります。

このように猫の毛色といっても、沢山ありまだ私たちが知らない種類もあるかもしれないんです。今回はそんな猫の色々な毛色の種類をお伝えしてきましたが、あなたが抱いていた毛色の疑問は解決できましたか?

猫の毛色は色が入っている部位や、色の面積、模様などによっても種類が異なってきますので、私も実際に覚えるまでは苦労した経験があります。今まで紹介してきたことを参考に、あなたも猫の毛色の種類をマスターしてみるのもいいと思いますよ。










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