108-2 猫も蚊に刺される!蚊に刺された事で見られる症状には要注意!




猫も私たち人間と同じように基本的に蚊に刺されてしまうのですが、そのほとんどは刺されても気づかなかったり、放っておくことがほとんどなんです。また猫の体は毛で覆われているので、たとえ蚊が刺そうとしても皮膚にたどり着くのが困難な為、毛が少ない所や皮膚の薄い部位が特に刺されやすいんです。

猫が蚊に刺されてもほとんどの場合そのまま放っておいても大丈夫ですが、もし下記でお伝えする症状が見られた時には要注意です。そんな蚊に猫が刺された事によって、飼い主のあなたが注意しなければいけない症状を紹介していきますので、もしその症状が見られた時にはたとえ蚊に刺されたとしても、放ってはおかずに病院に連れて行く事が大切です。

腫れる

蚊に刺された事によってみられる一つ目の症状は、その刺された箇所が腫れてきます。蚊に注入された唾液や独などの異物に反応してしまう事から、皮膚が赤く腫れあがってくるんです。

私たち人間でも蚊に刺されると腫れますが、猫の場合腫れても基本的に放っておくことがあり、もし腫れている部位を猫が気にしだしたら注意が必要です。猫が腫れている場所を気にしてしまう事によって、過剰なグルーミングをしてしまい皮膚に炎症を引き起こしてしまう恐れも考えられます。

痒み

蚊に刺されると代表的な症状として、痒みがありますよね。その痒みから刺された箇所を猫が搔きむしってしまう事で、出血してしまう事も考えられるんです。私たち人間であれば痒みを我慢する事ができるのですが、猫も場合は痒みを我慢してかきむしらないようにする事はできないんです。

痒みだけなら大した症状ではないと思われるかもしれませんが、猫が蚊に刺された箇所を以上に書いてしまう事で、皮膚がなくなる位まで重症化してしまう事も実際にあるので、そのような事にならない為にもすぐに病院に連れて行った方が良いんです。

傷み

猫が蚊に刺されると痒みだけでなく、痛みを伴う事もありその部位を触られるのを嫌がってしまいます。まだそれだけなら自然と治る事もあるのですが、痛みによって食欲がなくなったりなどして、体調不良を引き起こす恐れもあるので病院に連れて行った方が良いんです。

猫は怪我などの様々な痛みからも触られるのを嫌がる場合もあり、蚊に刺されたと判別するのが難しいと思いますが、蚊に刺されたと疑う事も大切なんです。またムカデなどに噛まれた事によっても、強い痛みが生じてしまうので注意が必要です。

毛が抜ける

猫が蚊に刺された部位を搔いてしまうと、その箇所だけ毛が抜けてしまう事も考えられます。蚊は主に毛が少ない所や皮膚が薄い場所を狙って刺すのですが、稀に毛で覆われている体を刺す事もあるんです。

毛が抜けた場所を描き続けてしまうと、皮膚から出血などが見られ、炎症を引き起こす恐れがあるので、もし一カ所の脱毛の症状が見られた場合は、蚊に刺された事が疑い一度獣医に相談するようにしましょう。

アレルギー症状

「蚊でアレルギーになるの?」疑問に感じてしまうと思いますが、猫はハウスダストや花粉、食物などがアレルゲンとなる事もあり、蚊の唾液成分がアレルゲンとなる事もあるんです。そんな蚊アレルギーの特徴として、耳や鼻などの皮膚が薄い所に発疹が見られます。

たとえ耳や鼻が刺されていなくても、耳や鼻にアレルギー症状が出ることもあるので、猫の体をよく観察しておく必要があります。赤いぶつぶつとした発疹は、激しい痒みも伴い、異常なくらいに耳などを掻きむしってしまう事もあるので注意しなければいけないのです。

たとえ猫の命に別状のないアレルギー症状だとしても、搔きすぎてしまった事でその部位が血だらけになってしまう事も考えられるので、発疹を見つけた時には直ぐに病院に連れて行った方が良いんです。

二次感染もしやすい

猫が蚊に刺された酷い痒みから、激しくひっかいてしまった事で、その引っ掻いた場所から二次感染する事も考えられます。そんな二次感染を引き起こした場合、皮膚の症状を悪化させてしまう事もあり、そこから重症化してしまうと皮膚がなくなるほどの脱毛や、体重激減などの症状があらわれてしまう事もあるんです。

また引っ掻いた事によってそこから出血が止まらなくなり、貧血を起こすことも実際にあるので、そんな二次感染を引き起こす前に、病院で治療した方が良いんです。

猫フィラリア症状

猫が蚊に刺されるとフィラリアと呼ばれる寄生虫に感染される恐れがあり、その感染が原因で痒みなどの症状だけでなく、嘔吐や食欲不振、咳、呼吸困難などの症状が見られる事もあります。フィラリアは犬に感染しやすいと言われていますが、フィラリアに感染している犬を刺した蚊が、猫を刺してしまうと感染してしまうんです。

しかしすべての蚊がフィラリアを持っているわけではありませんが、フィラリアに感染する事も実際にあるので、感染されないように飼い主のあなたが気をつけてあげなければいけないのです。

私たち人間でも蚊は嫌な存在ですが、猫が蚊に刺されてしまうと様々な症状が見られ、もしその部位を掻きむしってしまうと二次感染などを引き起こしてしまう恐れがあるんです。また蚊に刺されただけでもアレルギー症状や、フィラリアを運んできてしまう事もあるので、少しでも蚊に刺さられ症状が見られた時には、必ず病院に連れて行った方が良いんです。

私も実際に蚊に刺されて搔いていた猫をみたことがあるのですが、とても痛々しくて見てられませんでした。猫が蚊に刺されても、痒がるなどの症状が見られない場合は基本的に深刻な問題ではないのですが、フィラリアによる感染症を起こす危険性もあるので、私は今までお伝えしてきた症状が見られたら、直ぐに病院に連れて行ってあげた方が良いと思いますよ。










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です