118-3 キジトラはどんな性格の猫なの?キジトラの性格は3つのタイプに分けられる!




猫の毛色や種類によっては、おおよその性格が分かるってご存知でしたか?例えば茶トラであれば、人懐っこい性格をしている事が多く、白猫であれば猫らしいクールな性格の持ち主が多いんです。その種類によって考えられる性格の関係性は、性別や遺伝子なども深く関わっている事から、おおよその性格診断をすることが出来るんです。

その猫の種類の中でもキジトラは猫と人間が暮らし始めたおよそ4000年もの間、祖先の縞模様を現在でも受け継いでいる事もあって、最も人間と暮らしてきた猫種でもあるんです。今回はそんなキジトラの性格について下記に詳しくお伝えしていきますので、「キジトラの性格を知りたい!」というあなたは是非参考にしていって下さい。

またキジトラの性格には大きく分けて3つのタイプに分けられますので、あなたはどのキジトラの性格が好みですか?

甘えん坊タイプ

キジトラの性格の一つ目のタイプは、人間が大好きな甘えん坊タイプがいます。飼い主の後をついて歩いたり、抱っこされたりするとゴロゴロと喉を鳴らして甘えてくる子もいます。

また甘えん坊タイプのキジトラは、人間への警戒心があまりなく人見知りしないので、初めて見た人間でも慣れてくれるんです。もちろん個体差はありますが猫の元祖とも言われるキジトラは、古くから人間と長く生活していた事もあって、人間の事が大好きで甘えん坊な性格のキジトラもいるんです。

野性味が強いタイプ

猫の元祖とも言われるキジトラは、野生のリビアヤマネコの遺伝子を受け継いでいるので、猫種の中でも最も野性味が強い性格をしていると考えられます。そんなタイプのキジトラは、警戒心がとても強くて初めての相手には、中々心を開いてくれない事が多いんです。

また野性的なので、おもちゃで狩りをする様に遊んだり、実際に家の中に舞い込んできた虫をハンティングする事もあります。野性的で警戒心が強い事もあり、他の猫などがいると攻撃的で喧嘩を仕掛けたりすることもあるので、先住猫がいる場合は注意が必要です。

もし喧嘩になってしまえば、あなたにも止めることができないほどの喧嘩に発展する事もあるのでこのタイプの性格のキジトラは多頭飼いにはおすすめできません。しかし野性味があるといっても、敵か味方は判断する事ができれば、懐いてくれるようになりますよ。

私も一度野性味が強いタイプのキジトラを飼っていた時に、自分が敵ではないという事を教える為に、はじめは餌だけ与えて構わないようにしていました。警戒心が強いのではじめからむやみにかまってしまうと、逆効果になり人間に対する警戒心が余計に強くなってしまう恐れもあるので注意しなければいけないのです。

体力があって活発なタイプ

キジトラの性格の中には野性味がありますが、体力があって活発なタイプもいます。このタイプの場合は警戒心は多少強いですが、野性味が強いタイプとは違い比較的に人間に懐いてくれる事がはやいんです。

とても遊ぶ事が大好きで、はじめは警戒心があっても遊んでいるうちに心を開いてくれることもあるんです。また一度懐いてくれたら、飼い主にべったりとなる事もあり、「今までの態度はなんだったの?」と思わせるくらいに飼い主から離れずに甘えてくる子も実際にいるんです。

このタイプの子は遊べない事で、強いストレスを感じてしまう恐れがあるので、おもちゃなどで遊んであげることも大切です。もし遊んであげられない事が多い場合はストレスを溜めこませないように、キャットタワーを用意してあげるのも私は良いと思いますよ。

猫はキジトラだけに限らず、上下運動を得意とする生き物ですので、キャットタワーを用意する事で飼い主がいない間でも一人で運動してくれることが多いんです。

このようにキジトラは大きく分けて3つのタイプの、性格に分ける事ができるんです。キジトラは他の猫種に比べると野生の遺伝子が残っている事から、野性味が強いタイプや、体力があって活発なタイプもいますが、古い昔から人間と付き合っていることもあり、その遺伝子が組み込まれている事によって甘えん坊な性格になるキジトラもいるんです。

そんなキジトラのどの性格にも共通するのが、なんといっても体がとても丈夫という事です。キジトラは元々リビアヤマネコの血を受け継いでいる猫でもあるので、他の猫よりもウイルスなどに対する免疫力が強く体が丈夫で病気をしにくいです。

たとえキジトラが病気になったとしても、比較的に回復する力も強く、猫の平均寿命とされている15年よりも長生きする事が多いんです。しかしキジトラはいずれにしても、他の猫よりも野性的ですのでその事を十分に理解する事が大切だと私は思いますよ。










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