猫の模様には隠された秘密があった!猫の模様について徹底追及




猫の体の模様には隠された秘密があるってご存知でしたか?猫の模様は様々な種類があるので、飼っている猫の模様がどの種類に分けられるか判別するのも難しいと思います。

そんな猫の模様では、猫が元々もっている性格診断もすることができるほど、体の模様には隠されている秘密が沢山あるんです。これまで私が出会ってきた猫も個体差はありますが、確かに模様で性格が判断できる傾向があったように思いました。

これから猫を飼おうと思っているあなたは、猫にとっての模様は第一印象を決める為の大切な部位でもあるので、これからお伝えしていく性格診断であなたの相性にあう猫を選んであげても良いと思いますよ。

毛の色や模様も多種多様に存在している猫には、どのような秘密が隠されているのかを、これから徹底的にお伝えしていきますので、是非参考にしてみて下さい。

猫の代表的な模様は7種類

猫の模様に隠された秘密をお伝えしていく前に、猫の代表的な模様と言われている7種類の模様について解説していきたいと思います。猫の体の模様は毛色とも大きく関係していて、全ての人間の表情が違うように、猫もみんな模様が違うんです。

そんな猫の代表的な模様を知ることで、あなたが飼っている猫はどの種類になるのかを、判別することができますよ。

黒色

猫の代表的な模様の一つ目は、全身が黒い毛でおおわれた単色の黒色模様の種類です。全身が真っ黒な事から、「熊猫」や「カラス猫」とも呼ばれており、中にはお腹の部位にだけうっすらと白毛が混じっていたり、日の光にあたると赤茶色の毛に見える子もいるんです。

黒猫は地域によって、幸運を運ぶ猫と呼ばれる所もありますが、不吉な猫として嫌われている地域もあると言われています。不吉と呼ばれる原因は、その黒に対するイメージや、目の色などが大きく関係してしますが、縁起のいい生き物と信じられている地域もあるので、あまり気にしない方が良いと私は思います。

白色

全身真っ白な白色の模様がした猫は、非常に高貴な印象を感じさせる特徴を持った猫です。全身真っ白になる原因は、メラニン色素が薄いからと考えられており、瞳はブルーやゴールドの色をした猫がほとんどです。

メラニン色素が薄い事から、肉球や鼻などもピンクで、とても愛くるしい特徴を持っています。実は白猫はとても希少価値があるほど数が少なく、中にはあの両目の色が違う「オッドアイ」も白猫から生まれてくるんです。

黒猫は上記でもお伝えしたように「幸運を運ぶ猫」として呼ばれている地域がありますが、白猫も同じく幸運を運ぶ猫として実は呼ばれているんです。あの幸運を招き入れる「招き猫」も白猫をモチーフとして作られているほど、幸せを運んでくる猫として言われています。

茶トラ

茶トラ模様の猫はその名の通りに、茶色の毛色をしていて、トラ模様をしている猫です。茶トラ模様の猫は遺伝子的にオス猫が多い特徴があり、メスは極わずかしか生まれてこないと言われています。

その愛らしい容姿から、映画やCMなどにも出るほど最近人気となってきている模様なんです。しかし茶トラ模様でも毛色に少しでも、白色が混じっている場合は違うタイプになるので、茶トラの猫を飼いたい場合は注意して下さい。

三毛

三毛模様は体の毛色が、「黒」「茶」「白」の三つの毛色からなる模様の猫の事を言います。三毛は上記の茶トラ模様とは逆に、メス猫が多く生まれてくる模様として、オス猫は貴重とされているんです。

稀にオス猫が生まれる場合がありますが、虚弱体質な子や生殖機能がない場合が多いと言われているんです。「本当にオス猫は生まれないの?」と疑問に感じると思いますが、実際に私の飼っている三毛模様の猫もメスなんです。

サビ

サビ模様の猫は、「黒と茶色」の毛色がまだらに入っている模様の事を言います。野良猫に多いとされていて、その見た目からベッコウ猫とも呼ばれているんです。

サビ模様の他にもグレーサビと呼ばれる模様があり、黒や茶色ではなくグレーの毛色がメインに入っていて、まるでモザイクがかかっている模様をしているんです。

キジ

キジ模様の猫は、キジシロやキジトラなど様々な種類があり、猫の祖先でもあるイリオモテヤマネコの遺伝子を受け継いだ模様なんです。雑種の猫でも多く存在している特徴があり、野良猫にも多いのがこのキジ模様です。

キジトラ模様の容姿は、茶トラのようなトラ模様に全身がこげ茶の毛色でおおわれている特徴があり、キジシロはそのトラ模様の毛色に、白でおおわれている模様の事を言います。他にも全身がグレーの毛色でトラ模様をしている猫の場合は、「サバトラ」と呼ばれているので参考にしておいて下さい。

はちわれ

はちわれ模様の猫は、体の容姿ではなく目の周りを覆うように、黒や茶色などの毛色している特徴があります。私の飼っている猫も、はちわれ模様をしていて、まるでマスクをしているような顔をしていますよ。

とても印象に残りやすい模様となっていて、主に目の周囲に黒毛があり、おでこから口元にかけて白毛をした猫がほとんどだと言われています。

猫の模様は遺伝子で決まる

人間の顔や体格などは、父親と母親の遺伝子が組み合わさって決まるように、猫の模様も母猫と父猫の遺伝子で決まると言われているんです。そんな猫の容姿を決める遺伝子は、模様の遺伝子と毛色の遺伝子によって左右されると考えられています。

こちらでは猫の模様に大きく関係する遺伝子について、より詳しくお伝えしていきます。今まで「どうしてこんな模様になるんだろう」と疑問に感じていたと思いますが、下記をご覧になっていただければ、その疑問も解消できると思いますよ。

毛色は基本3色で決められる

猫の模様を決める大切な毛色は、基本3色で決められていたんです。その3色とは、「黒色」「白色」「茶色」の遺伝子から、模様が作り出されていると言われています。

黒・白・茶色の色の濃さによって、レッドやシルバー、グレーなどの種類に分けられてくるんです。そんな毛色に加えて、様々な模様の遺伝子が組み合わさる事で、バリエーションが豊富な模様の猫が生まれてくるとされているんです。

ちなみに、毛色や模様の遺伝子は20種以上と言われていて、たとえ同じ母猫から生まれたとしても、兄弟同士でも遺伝子の受け継ぎかたによって、模様が異なってきますので参考にしておいて下さい。

模様は上から濃い色になる

模様を決めるのは遺伝子が大きく関係してきますが、実はその模様には一定の法則があるんです。その法則とは、毛色や模様が上から順に濃い色になるとされています。

例えば、母猫は白猫で父猫が黒猫であった場合、どのような模様になるかお分かりですか?白い毛色より黒い毛色の方が濃い為、頭や背中といった上に黒い毛色で模様がつき、お腹や足などの下の部分には白い毛色で模様がつく法則があるんです。

この法則があるからこそ、背中や頭が真っ黒な模様の猫がいても、お腹や足などが真っ黒な猫がいないんです。私の知っている猫も、足元だけ真っ白くて、まるで長靴を履いたように見えるのは、その法則に乗っ取っているからなんです。

特に顔や尻尾に現れる

上記でお伝えした法則は、特に顔や尻尾に親猫の模様を引き継ぎ、現れることは多いとされています。例えば、親猫の鼻の周りにひげみたいな模様がついていたら、生まれてくる子猫にもその模様がついてくる可能性が高いんです。

しかし私の知っている猫の場合は、顔や尻尾だけでなく後ろ足の裏に親猫の、模様を引き継いだ子も中にはいるので参考にしておいて下さい。

元々の元祖は1種類だけだった

猫の模様は種類豊富にありますが、元々の元祖は1種類だけだったんです。その元祖の模様は「茶色の毛色をした縞模様」と考えられていているんです。

昔の猫は砂漠に生息していた事から、そのような毛色をした模様をしていたと言われていて、砂の色に溶け込みやすいことで、狩りや天敵から身を守っていたんです。猫が人間に飼われるようになってから、現在のような毛色をした模様が増えてきたようです。

三毛の模様はメスが多い

三毛猫は先ほどもお伝えしたように、メス猫が多い模様なのです。メス猫が多いのは、メスが持つ遺伝子とオスが持つ遺伝子が大きく関係していて、メスだけが持つ黒と茶色の2本の染色体があるからこそ、メスにだけ3色の毛色をもつ三毛猫が生まれてくると考えられています。

ですがごくまれに、その染色体をもった三毛のオス猫も生まれてくることはあるのですが、その確率はなんと3万匹に1匹程度と極めて確率が低いとされています。きわめて珍しい事から、昔では守り神と崇められていたこともあるんです。

奇跡の模様をした猫も実在した

猫の模様の中には「ヴィーナス」と名付けられた非常に珍しい、奇跡の模様をした猫も実在していたんです。その模様とは、丁度顔の半分から黒と茶色に分けられた三毛猫の一種で、左右の目の色もオッドアイのように違うんです。

そんな模様をしたヴィーナスはキメラではないかと、噂が出回ったほど極めて珍しい模様をした猫なんです。ハーフアンドハーフの模様をした猫は私も最近知ったほど、大変貴重で奇跡の模様をした猫なのです。

模様は猫の体温も関係する

猫の模様は、体の体温も関係していたんです。猫の模様には部分的に現れてくるシールポイントという模様があり、子猫の時にはなかった模様が、成猫になると見られてくる模様があるんです。

私の知っている子猫もはじめは口元に模様がなかったのですが、成猫になるにつれ口元に模様が実際に現れてきたんです。「どうしてシールポイントが成猫になると出るの?」と言うと、猫の体温が関係しているんです。

猫の毛の色素は体温が高い状態だと、色がつかないのですが、成猫になるにつれ徐々に体温が低くなってくると、毛色が濃くなりシールポイントが現れてくると言われているんです。子猫から成猫になるにつれシールポイントがつく事もあるのですが、寒い地域で飼われている場合や、老猫になり体温が低くなった事で模様が濃くなることもあるそうです。

猫の模様で分かる性格診断

一番はじめにもお伝えしてきたように、猫の模様で性格診断も分かると言われているんです。これから猫を飼おうと考えているあなたは、模様であなたに相性のあう性格を見極めることができますよ。

しかし模様で分かる性格といっても、人間と同じようにすべて違うのが当たり前なので、猫選びの参考までにしておいて下さい。ただ病院の獣医は、この模様で猫の性格を判断し、対応しているので、間違いではないと私は思います。

下記ではそんな猫の模様から分かる性格診断を、代表的な7種類の模様からお伝えしていきますので、最高のパートナーを見つけ出してみて下さい。

環境の変化を観察する黒猫

黒猫は、一見クールな印象ですが実は飼い主想いの性格で環境の変化を観察する、賢い猫なんです。人間のとる行動や、生活環境をよく観察することで、その場所に順応できるタイプです。

「空気が読める猫」として言われているのですが、甘えん坊で穏やかな部分もあって、飼い主のあなたに甘える為に、抱っこなどをせがんでくる一面もあります。

学習能力の高い白猫

白猫は気品が溢れた高貴な雰囲気をもつ模様で、学習能力が高く順応性もある性格の持ち主です。飼い始めた当初はあまり懐いて来ないことが多いのですが、時間と共によりよい関係を築きあげれるタイプですよ。

学習能力が高いので、しつけなどをしやすく初心者にも飼いやすいと思います。ただ、その見た目通りになついてくるにも、時間がかかる可能性もあるので、参考にしておいて下さい。

プライドが高い三毛猫

三毛猫はとてもプライドの高い性格の持ち主で、メスが多い事もあり女子力の高い気質を持っています。三毛の中にはプライドが高すぎる事から、飼い主よりも自分の方が偉いと思い込んでいる猫も実際にいるんです。

お姫様思考が強い性格なので、初めて猫を飼う場合はあまり私はオススメはできません。しかし私の知っている三毛猫は、とても人懐っこく甘えん坊な一面もあるのですべての三毛ではないですよ。

マイペースなサビ猫

サビ猫は、マイペースな性格の持ち主で、飼い主や周りに合わせずに、わが道を行くタイプです。自分の好きな餌でなければ食べなくなったり、抱っこを嫌がる事もあります。

猫の模様の中でも一番猫らしいともいえるほど、マイペースな性格が他の猫にはない魅力を感じさせてくれるのがサビ猫なんです。

神経質なキジ猫

キジ猫は上記でもお伝えしてきたように、サバトラやキジシロなど様々な呼び名がありますが、そのキジ猫の性格は神経質で、自分が認めた相手しかなつかないタイプと言われています。

はじめは神経質な事から警戒心が強い為、なつかない可能性がありますが一度心を許してもらえると、飼い主のあなたの事を何処に行くのも、べったりとくっついて歩いて来たりするので、とても愛らしく思うはずです。

甘えん坊な茶トラ

茶トラはとても人懐っこい性格をしていて、とても甘えん坊ですよ。飼い主のあなたが黙って座っているだけでも、そばに近づいてきてゴロゴロと喉を鳴らせ、自らそばに来て甘えてきてくれます。

オスが多い事か影響していることから甘えん坊が多い性格と言われていますが、中には活発で明るい子やゆったりとしたのんびり屋さんもいるんです。いずれにしても、猫をはじめて飼うあなたでも、飼いやすいという事には変わらないと私は思いますよ。

好奇心旺盛なはちわれ

はちわれ模様の猫は、とても好奇心旺盛で成猫になっても、子猫の時のように遊びまわるやんちゃな性格をしています。私の飼っているはちわれ模様の猫も好奇心旺盛で、実際に家の中を走り回ったり飛び回ったりしているんです。

暴れん坊で飼いにくいと思われがちですが、しつけさえちゃんとしていれば、トレイや爪とぎの場所もきちんと覚えてくれるので、安心ですよ。はちわれを飼う場合は好奇心旺盛な為、外の世界が気になりだし、自ら窓などを開けて抜け出す子も中にはいるので注意して下さい。

【番外編】まだまだ知られていない猫の模様

今までは代表的な7種類の模様の猫についてお伝えしてきましたが、その他にもまだまだ知られていない猫の模様も存在しているんです。模様といっても多種多様にあるので、あなたが飼っている猫の模様は珍しい毛色や模様という事も考えられますよ。

そこでこちらでは猫の模様の番外編として、まだ世間的に知られていないとされている猫の模様をお伝えしていきたいと思います。もし下記でお伝えする模様の猫を飼っていた場合は、珍しい猫かもしれませんよ。

日本に少ない灰ネコ

灰ネコは日本には少ない毛色をした猫で、その名の通りに灰色をした種類です。白や黒ネコと同じように模様はあまりついていないのですが、大変珍しい種類なんです。

あの童話の「猫の事務所」にも釜ネコとして登場している事から、別名かまネコとも呼ばれています。

二色系模様

二色系模様の種類はあまり珍しくはないのですが、中には珍しい模様をしている猫が存在しているんです。二色系模様の定番と言われるのが、はちわれのような白と黒の種類で、私の飼っている猫もこの種類です。

どのように珍しいのかというと、頭にハートのマークがある猫や、まるでカツラをかぶっているかのような、模様をしている子も二色系模様の猫にはいるんです。

鯖模様のサバトラ

サバトラは茶トラやキジトラと比べて、日本では数が少ない種類なんです。どうしてサバトラと名付けられたかというと、体の模様が魚の鯖の模様に似ているからと言われています。

グレーと黒の毛色をしている事から、アメリカンショートヘアに間違われる事もあるんです。とても綺麗なサバ模様をしていて、愛くるしい容姿から最近注目されている種類でもあります。

キジトラの毛色が薄くなったむぎわら

むぎわら模様の種類は、キジトラの黒の毛色が薄くなった模様の猫で、まるでむぎわらの色をしているから「むぎわら」と名付けられたんです。むぎわらも日本ではあまり見かけない種類で、名前自体知られていない種類です。

うっすらとトラ模様が見えるのですが、黒が薄くなっているのでわかりにくい事もあります。私もむぎわらはつい最近まで知らなかったほど、珍しい品種なんです。

縞模様のシマ三毛

三毛猫でも、体に縞模様が入っている種類はシマ三毛と呼ばれる種類です。シマ三毛も先ほどもお伝えしたように、メスがほとんどでめったにオスが生まれることがないんです。

三毛猫よりシマ三毛は珍しいとされていて、めったに出会う事はないと思いますよ。シマ三毛でオスを見つけた場合は、とても貴重な種類になるので大切にしてあげて下さい。

このように猫の模様の種類といっても多種多様にあり、その模様によって性格も診断することができるんです。あなたの飼っている猫のチャームポイントは何でしょうか?

猫の模様も人間と同じように、まったく同じという事はほとんどないんです。中には瓜二つの模様がありますが、ほとんどの場合一匹一匹の模様が違うんです。

私の飼っている猫たちのチャームポイントは、口元にひげのような模様があったり、額にトレードマークがあったりと、模様によって猫自身のそれぞれの個性があるんです。中には、珍しい模様をした猫などもいますが、結局飼い始めたら私もそうだったように、その子が一番愛らしく思えるはずです。

これから猫を飼おうって思っている場合は、今までお伝えしてきた事を参考に、あなたの事を好きなってくれる愛猫を見つけ出し、最後まで精いっぱい愛情を込めて育て上げてやって下さい。










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